ピエール・フリックのピノ・ブラン2004

飲んだくれ寝正月です。この日のために私は予てから酒を用意しており、それがこのピエール・フリック、ピノ・ブランである。大晦日である昨晩はヴーヴ・クリコのハーフボトルと、何故かシメイとで軽めにしておいたのは全てこのワインのためである。美味しく味わって飲むためには前日から飲みすぎると良くないかもしれないでしょ?ちなみにシメイはベルギーの修道士が作ってるビールでとても美味しいです。
本当のことを言うと同じピエール・クリックでもリースリングが飲みたかったのであったが、これが全然手に入らなくてねぇ。仕方が無いのでピノ・ブランで妥協したのだけれどこれも今じゃ殆ど手に入らないみたい。飲んでみたら、やっぱりリースリングとは全然違った。リースリングは花のような芳しさがあって、甘いんだけど甘ったるいのではなく、本当に本当に上等な素敵な美味しさだったのだけれど、ピノ・ブランにはあまり甘さを感じさせる要素がなかった。しかしスッキリさっぱり本当に美味しく飲めて、さすがビオディナミ、全然悪酔いしなかった、ようにおもう。若干猫にからんだかもしれないが…。比べると正直言ってリースリングの方が圧倒的に好きだけど、このピノ・ブランも全然悪く無いね。しかも2000円足らずという安値だ。もっと買いだめしておけばよかった。