酩酊したい

日付が変わる瞬間には就寝し、朝は6時に起床。朝食を食べたのち6時半から9時まで就寝し、9時から11時までは語学の勉強。11時から12時までの間にウクレレを練習したら後は自由時間、というスケジュールを立てたのだが早速破っている。一度たりとも実行しないうちに。今日も1月10日へと日付が変わる午前零時よりは前にベッドに入ったのだが、そこから「東京タワー」の残りを読み始めたのが間違いだった。ちなみに先月の日記に書いたようにベッドで本を読む際にはPCを使うとき同様、例のグラビアアイドル的うつ伏せ状態でいるのだけれど両肘の床ずれ的痛みは解消しました。何故かってネットで漫画読むのは2005年で卒業したからです。そのうち再入学するかもしれないけど。だって卒業がありうるなら入学もありえるでしょ?何もおかしなことは書いとらんのです。
若干おかしな文章(いつもと変わらなく感じましたか?それはアナタの読解の力が低いからです、などという人の能力を低めた見方をしてしまうのは私が酔ってるからでしょうか)になっている理由はですね、「東京タワー」を最後まで読み終わったらいろいろ思うところがあり*1、元々夜行性でもあるので尚の事寝付けなくなったために酒を呷る、嘘、そんな威勢よく飲めませんわな。ちびちびと度数の高い酒を舐めたからです。ほんのちょびっと残っていたコニャックでは全然足らんので母親が漬込んだやまもも酒をちびちびやりました。これで酩酊していい気分で就寝したかったのだけれど、家庭で作る果実酒っていうのは甘いものと相場が決まっていてねぇ。酩酊するには甘すぎてさほど飲めませんでした。ということで現在ほろ酔い気分です。
書くことも無いのに眠くならないので9日昼間の話。本日は成人式だったわけでしたので、街には至る所に晴れ着姿のお嬢さん方がいらっしゃったのでした。今日一緒にいた人はどうも振袖姿の娘さんたちがツボだったらしく、彼女たちの姿を見るにつけ「晴れ着だ」「晴れ着がいる」「また一人晴れ着がいた」などと言っておりました。その人に一体何が気に入ったのか分からんのですけど、視界に振袖が入るとそう言うんだよ。若干嬉しそうでもあるのだけれど何が嬉しいのかは定かではない。着物がすきなのかね?無意味に興奮気味であったりもして、世の中変わった人もいるもんだと思いましたよ。確かに普段街中で見かけない振袖のお嬢さんを目にするのはなかなか微笑ましいとは思うけれど、そこまで執拗に彼女たちの姿を追いかける必要も無いだろう。一度だけ「晴れ着だ」と言えば十分なはずなのにその後も延々と繰り返してるし。しまいには興奮のあまり若干アタマがおかしくなって彼女たちのことを「晴れ着野郎」と呼び出す始末。意味不明な興奮についてゆけませんでした。ちなみに「晴れ着野郎」発言の人物は女性です。
寝られないし暇なので自分を客観視してみました。ええそうです。「晴れ着野郎」と言ったのはこのワタクシです。私自身何故かような発言に至ったのか全くわかりません。何かが降ってきたとしか言いようがありません。そしてその発言から数時間の間、ことある毎にその言葉を思い出してはくすくす笑ったものでした。だって、我ながら何がしたいのか意味わかんないんだもん。何に対して悪態ついてんのか理解できないし。ベルクソンは笑いの原因として「自動運動」を上げていたけれど、私はそれに加えて「意味の分からなさ」もあると思う。しかし本気で理解できないものとなると人は大抵引くものなので、その境界線がどこに引かれるのかというのは今後の考えるべき課題である。

*1:この件についてはまた別の機会に書く、かも。私が書こうが書くまいが誰も興味ないでしょうけどね〜!いじけ気味なのは酔いのせいだと解釈していただきたい。