「継続は力なり」ができない

昨日の日記にも書いたが、せっかく考えた日々の過ごし方を一日も実践することなく今日も生きている。タイトルの「継続は力なり」だけれど、これじゃあ継続以前に始まってないよ。ということでどうせ始まっていなかったのだから計画に多少修正を加えてよりクリエイティブな日々を過ごそうと思い、考えてみた。
6:00 起床
これはですね、望むと望まざるとに関わらずこの時刻になると起こされるのです。朝ごはんだから食べなさい、って。人に話したら「親に合わせずに寝てればいいじゃん」と言われたのですが、ただでさえ無職で何も生み出していないので、せめて早起きくらいはしないとまずいのではないかという、非常に大人らしい配慮の結果なのです。
7:00 入浴
最近気付いたのですが、明るいうちにゆっくりお風呂につかっているといろいろアイデアが浮ぶんですよ。て言ってもどうせ1円にもならんアイデアですけどね〜、すみませんでした。ただ難なのは折角浮んだアイデアも入浴中にはメモを取ることができないので、風呂から上がって髪を乾かしたりしている間に散逸しがちなのです。なんか私、バカなんじゃないのか?そんな気がしてきた。ああバカですよバカ、どうせバカです。拾った木の実を土に埋めて備蓄してる間にその事実を忘れるリスなみのバカですよ。知能げっ歯類並み。でもいいもん別に。気にしないもん、そんな事。だって朝風呂気持ちいいしさ。アイデアが浮んでは消え浮んでは消え、そしてそもそものアイデア自体も金にならぬ、そういう不毛な生を送るのです。
8:30 ダラダラ過ごす
これは説明不要かと存じます。
9:00 英語の勉強
10:00 イタリア語の勉強
11:00 ウクレレの練習
11:30 チェコ語の勉強
これこそが昨日書いた計画との違い!やはりチェコ語の勉強もその他の言語と平等に取り入れなければ新のクリエイティヴィティは得られないということで。どういう論理か全然わかんないけど。1日30分ならこの私でも続けられるんじゃないかなぁと思いましたので。この後の時間は自由時間なので昨日と同じです。
実を言うとこのチェコ語の時間を取り入れるべきか考察してみたところ、タイトルにある「継続は力なり」ができないという結論に辿り着いたのでした。何故なら私は譬えるならば短距離走者。面白いと思えば延々と何時間でもやっていられるのだけれど、一度集中力が途切れると暫く再起不能になるのです。だからこれまでも何か学問を志した際に「1日1時間なら続けられるはず」と思い、実際に1時間で一旦終了させるのだけれど、始めた瞬間というのはその対象に興味も好奇心も強く抱いているのですぐさま「今日はもうちょっと勉強しよう」などといい、結局終日そればかり続けてしまい、そして翌日になると「昨日4時間ぐらい勉強したから今日の分はもう終わっている」、さらに次の日には「一昨日の4時間分の貯金がまだ残っている」などなど、ピープス並の怪しげな算術をし始め、結局初日に無駄に集中して終わるのが常なんですよ。
人がそばに来ても気付かず、どんな音も一切聞こえなくなるほどの私の集中力を褒める人もいるのだが、人生において成功するか否かは、こんな程度の集中力よりも持続力にかかっている気がする。ということで私は損な、可愛そうな人生を送っているといえるでしょう。こんな人が近くにいたら皆さん、慰めてあげてください。
ちなみに日記を書き始める前にyahoo!で「継続は力なり」を検索したらこんなエピソードが出てきた。ある人の日記だったのだけれど、その人が中学時代に国語の教師で「継続は力なり」を口癖にしている者がいたそうなのだが、

はっきりいってイヤミな人で、あだ名は「ハナクソ」だった

と書かれていた。このあだ名すごいね!ストレートすぎる。やだよこんな呼ばれ方。中学生の命名力に敬意を表するよ。大人にゃあ思いつきません、こんなあだ名。