マドレーヌ研究7

巨漢化断固反対

思い立って約1年ぶりにマドレーヌを焼いてみた。久しぶりであったが、やっぱりいいね!マドレーヌは。何がいいって簡単なのがいいよ。その割りに美味しいし。今日は檸檬がなかったので檸檬の皮のすりおろしは入れず、代わりにヨーグルトをちょっとだけ入れてみた。ていうか全然代わりになってないじゃん。なんで檸檬の代わりがヨーグルト?寧ろまだ柚子か何か入れておいたほうがましであったのでは。イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのレシピだとサワークリームを入れるけれど、ヨーグルトだったら水気を切ればサワークリームの代わりにはなったかもしれない。いずれにしても檸檬の皮は必須なのだが、それが入っていない以上マドレーヌと呼んでよいのか分からぬ代物ではあるが、美味しくはあった。
過去のマドレーヌと見比べてみたのだが、今日のは外見がイマイチだなぁ。最初に卵と砂糖を刷り混ぜるときに泡立てすぎたのだろうか。もともと大した腕じゃなかった上に最後に作ってから1年以上も経っているので益々だ。まあいい。どんな腕でも材料の計量さえ間違わなければ、焼きたてアツアツのうちに食べる文にはいろんなことが熱さで誤魔化されるというものだ。というわけで久しぶりにマドレーヌ熱に火がついた感があるが、私の巨漢化を防ぐためにもマドレーヌを食べてくれる人を募集中。今日なんか19個作って既に半分食べた。食べすぎか?例えば摂取したエネルギーが脂肪として体に蓄積されるとして、その脂肪がたまる部位を乳のあたりに限定することはできないものであろうか。何故か人体というものは平均化を望むようで、体の表面の凹凸を均すべくハラに脂肪を蓄えようとしているとしか思えない。出る杭は打たれるのか。最初からさして出てないけどさ。そんな皆で同じだけ能力があるなどという奇麗事を言うのは止めて、個々人の才能を生かすような教育をしようよ!「努力すれば何事もかなう」とかさ、やめようよ!そう私が叫んでも体は平均化を望んでいるようです。ということでやはりマドレーヌ食べてくれる人募集中です。