人のオーラを読む

ひさしぶりに「massive」という表現がぴったりくるような男の人を見かけた。電車で私の隣に座っていたその人は、当然ながら普通の大人のサイズよりも横幅30%増しくらいで座を占めていたのでえらい圧迫感。ずいぶん窮屈な思いをさせられた。
デブとマッシヴとで何がどう違うのかと問われると上手く説明することはできないのだが、デブという言葉に漂う弛んだオーラがマッシヴには感じられないといったところか。なんかね、体引き締まってんですよ、巨きいけど。堅肥り?筋肉がよくついていて肉がdenseなんだよ。だからきっと見かけよりももっと体重があるに違いない。昔ある人が自分の好みのタイプのデブたちに備わる性質として「自分がデブであるという反省のない自覚」というのを挙げて*1いたけれど、今日私が見たマッシヴさんからも「体巨きいけど、それがなにか?」というオーラが感じられた。
ところでオーラというと思い出すことがある。変わり者が自分と同じ臭いを嗅ぎ分けるのが上手いことって、ありませんかね?私は過去に一度嗅ぎ分けられたことがあるんですけど。本屋で働いていた時に、仕事上全く接点のない男の人がいて、共通の知り合いすらもいなかったにも関わらず、折に触れて何で敢えて私にその話を振るのか、と思わずにはいられない話題を唐突に振ってくるのだ。「アデラ/ニック・カーター、プラハの対決」見ました?とか。普通知らんだろ、そんな映画。ある時などは前触れもなくキノコ怪獣の「マタンゴ」のフィギュアをくれて、もらった私は思わずその場にへたり込んだぞ。こんなもんがこの世に存在するとは思わなかったからね。でまあ勿論大喜びをしたのだけれど、そうしたら「あなただったら喜ぶんじゃないかと思って」と言われて。。。私なんか変なオーラ出てましたかね?
尻切れトンボ気味だか休憩終わったのでここにて了。

*1:ちなみにそのときは具体例としてナンシー関岡田斗司夫らが挙げられていた