K's cinemaに興味津々

新宿にあるK's cinemaという映画館に興味津々である。現在リリアーナ・カヴァーニの「ルー・サロメ」と「愛の嵐」を公開中ということで、それだけでも十分すぎるくらいにそそられるのだけれど、なんと「ルー・サロメ」では“三位一体割引”を実施中だという。三位一体割引!なんちゅうネーミングセンス。ぜひやってみたい、体験したい三位一体割引。割引の内容はというと当日3人で入場される場合は割引が適用されるという実にシンプルなものなのだけれど名前はあくまで「三位一体割引」。いいなぁ。名づけた時点で勝ってるよ。誰に勝ってるのか分からないけど。あら、しかし「ルー・サロメ」は18禁だって。それじゃあ私は見せてもらえないわ、困ったわ。
…ショックだ。よもやこの私が実年齢をたばかるような人間になろうとは。二十歳前後の頃はいい年をした女の「自称18歳」を大変バカにしていたのに。すげぇ下らねぇ、見りゃわかるじゃん18じゃないことくらい、何が面白いんだ?このオバサン、くらいに心中悪態ついてたのにいつの間にやら私がそのオバサンになっていた。ショックだ。30歳という年齢よりもこんな愚かな言動をしたことに幻滅。しかもこんな、日記というコミュニケーションを拒否した一方通行で独り善がりな文章の中で、尚且つ誰の目にも触れさせない状況ならともかくどんな人間が見ているかすら定かじゃないくらいにオープンすぎる場で己の愚を発露させて。誰もつっこんでくれないのに。
私の愚に関する問題は横に置いておいて(飽きてきたから)、K's cinemaでは4月からチェコアニメ映画祭が開催されます。カレル・チャペックの文章にヨゼフ・チャペックの絵を原画としたアニメなんかもあります。とても楽しみです。あぁ、何故私はチェコ語の勉強を放棄してしまったのであろう。若干悔恨の念が沸いてきたので来年当たり再開します、チェコ語の学習。