器の小さい男子は断固拒否

昨日の日記、読む人によっては不快感もあったかもしれませんが、感じ悪いついでにもう一つ。理系の大学は専門によってほぼ男子校になってしまうことがあるのだけれど、そこに小数の女子が入るとどうなるか。致し方のないことと思うが、ちやほやされて勘違いしちゃうか男性陣と同化してしまうことが多いんじゃないかね。学部生のときに一度東工大の授業にもぐったことがあるのだけれど、そこで衝撃的光景を目の当たりにしたことがあるよ。私と友人は正式にその授業を受ける資格をもっているわけではないので後方の席でおとなしくしていたのだけれど、授業も半ばを過ぎた頃、一人の女子学生が教室に入ってきて私たちの前の席に座ったのですよ。そうしたら何が起きたと思いますか。前方に座ってた冴えない雰囲気の男子学生がわざわざ彼女のとこまでご機嫌伺いにきてんの。ばかじゃねぇの。授業聞いてろ授業を。それを受けた女子学生も至極当然という面持ち。訳分からん、男子校の世界は。
ところで誰もが上記の女子のようになってしまうかというとそうではなく、私の友人はやはりほぼ男子校状態で大学時代をすごしてきたのだけれど、当時からとても素敵な人でしたよ。…こういう書き方だと身びいきだと思われますかね。でも本当に違う。そこで私は考察してみました。勘違いした人になってしまうかどうかが、何によって決まるのか。端的に言うとですね。高校時代までにさほどモテ経験のない、女子の集団の中にいたら普通程度の顔立ちであり、尚且つあまり客観性のない人が勘違いするんじゃないですかね?客観性のある人ならその時自分がちやほやされていても単に女子が少ないという理由だけで、いわば「女子なら誰でもよい」という失礼極まりない態度で接せられていることくらい分かるだろう。もともとモテの女子は昨日私が日記に書いたような女子慣れしてない男子にストーカー気味の接し方をされても全然嬉しくないし、ちやほやされること自体珍しくないでしょう。実際私の友人の美人弁護士などは学生時代から本当によくもてていたが、だからといってそれを鼻にかけるような程度の低い人ではありません。
かつて私と一緒に本屋で働いていた男の子が某私立大学で物理学を専攻していたそうなのだけれど、飲み会の席で「大学にいた時はよく見ると普通の女の子がすごく可愛いように見えてしまっていた」と告白していたが、実際そんなもんなんでしょう。やはり客観性は重要だねぇ。女子大だと割と色んなことに対してニュートラルでいられるのに、なんで男子校はうまくいかないんですかね。私の経験上特に危険な人は家族のうちに女性は母親しかおらず中学校から男子校、大学は理系でしかも電気とか物理とか。こういう人に出会ったら彼のためにも女性に対する幻想を打ち破ってあげてください。私なんか高校生の頃、それまであからさまにちやほやしてきた男子の前で、カラオケでアタックNo.1を情感込めて歌ったらドン引きされたぜ。アタックNo.1程度を受け入れられなくてどうする、器ちっちゃいなぁ。しかし彼のこのドン引き経験がその後の彼の人生において役立っていれば幸い、と私はそのときの自己の存在を前向きに肯定しています。いや嘘だな。今思いついただけだこんなこと。ドン引きされたことなんか10年くらい忘れてたよ。でもまあいっか。