5月の国立は

仕事が予定していたよりも早く終わったので夕方から国立を散歩。桜の時期の国立は大層素敵な街なのだけれど難が一つ。一橋の学生が街路樹として植えられている桜の下で酒盛りやってるんだよ最悪。知人も茂みから人の声が聞こえるのでギョッとして覗きこんだら大学生が焼肉やっていて心底驚いたといっていた。大学生の酔っぱらいはこの世で一番質が悪いよな、などと知人と語っていたものだけれど、よく考えると私自身も相当迷惑な部類の酔っぱらいになりうるので大学生を批判している場合ではないかもしれない。しかし私の偉いところは大学生のように数を頼みに、皆酔っ払ってるからじゃあ俺も、みたいな部分は皆無で周囲がいくら大人らしく飲んでいても一人で酩酊状態になるところだと思う。周りなんて関係ねぇ、俺は飲みたいんだ、と確たる意思を持ってるところが偉いと思う。大学生の酔っぱらいなんて、所詮一時的なものでしかなくて「酔っぱらいである」ことに対する本気さなんか皆無だ。もっと本気さを見せてほしい。
酔っぱらいであることについて語りたいのではなかった。5月は新緑が美しいですね。レ・アントルメ国立でロールパン、メロンパン、ショーソン・オ、ショーソン・オ…、なんだったっけ。ショーソン・オ・ポンムのポンムの代わりにチェリーとパイナップルのコンポートみたいのが入っていたのであった。これらのパン3種とロールケーキ、チーズケーキを購入して一橋大学の構内に勝手に入ってベンチで食べました。ケーキは大したもんではないのだけれどメロンパンは美味しかった。ショーソン・オ…も美味しかった。新緑なんか見ちゃいないよ食べてばかりで。日が暮れかけて肌寒くなったので「邪宗門」で珈琲を飲み、わざわざ立川まで移動してラーメン食べて帰宅。食い過ぎ。明らかに。本当は新緑の美しい国立を気分よく散歩したことだけを書きたかったのに意に反して酔っぱらい考の展開と食べ歩きの記録になってしまった。なんで優雅さを演出できないのであろう。優雅には散歩していないからか。じゃあしょうがねぇ。ところで国立にはフリーメーソン支部があるそうですね。数年前まで私はフリーメーソンと言ったら過去のものだと思っていたので支部の存在を知ったときは驚きました。国立のどこにあるのかは知らないけれど。フリーメーソンといえばモーツァルトモーツァルトといえば今年生誕250年、どんどん話が発散していくのでこれにて終了。