アニメ三昧

購入したものの未見のDVDを片付ける。まずは「こまねこ」。かわいいねぇ、こまちゃん。次いで「チェブラーシカ」。衝撃的。こんなストーリーだったとは。チェブラーシカと友達のワニの所に友達がいないライオンがやってきたことで、チェブラーシカは友達を作るための施設を建てることを思い立つのですが、建設中に多くの人や動物が参加してくれて、「友達の家」が完成したときにチェブラーシカが友達が欲しい人はこの紙に署名を、とか言ったらその建設に参加したうちの誰かがもう皆友達になっちゃったよ、と言ったので、きっとこのままもっと皆仲良くなって全員でその「友達の家」に住むんだろうなと思ってたらチェブが「じゃあ全てが無駄になってしまった」と落胆してんの。そこで落ち込む意味が分かんない。面白すぎ。「こまねこ」は、こまねこがただただ、ひたすら可愛くって、映像も完成度が高いのだけれど、「チェブラーシカ」は全ての物事を超越してたね。とても比較できません、「こまねこ」と「チェブラーシカ」。あの訳の分からなさは最高です。
チェブを見たお蔭でかつて私は私の前世はロシア人であったに違いない、と確信していたことを思い出した。なんていうか、スラブ臭のする音楽が猛烈に好きなのですよ。切なくなるし郷愁を感じるし。キリル文字の字面も好きだ。文学はゴーゴリが好きだね。だけどロシア正教の十字架は訳も無く怖い。小さい頃から異様にあの十字架が怖くって、だからきっと私はなんか異端の輩で悪魔的な儀式をしたかなんかで魔女扱いになって死んだんじゃないかね、ロシアで。火あぶりとか。怖いと言えばダビデの星も怖いんだよ。昔から。だからきっとロシア人で異端で死んだ後はドイツ在住のユダヤ人かなんかに生まれ変わり、自身もユダヤ人でありながらナチに同胞を売って自身の安全を買い、戦後モサドに捕まって死んだんじゃないかね。わかんないけど。なんかこう、その社会に属しつつも裏切ってしまったがゆえに生じた恐怖みたいなものを感じるんだよ、ロシア正教の十字架とダビデの星に。いずれにしてもロクな死に方してないと思います。
ちなみに今日はずっと午前中からワイン飲みつつアニメ見とりました。いい生活です。酔っ払って何を思ったか、購入後殆ど紐解いたことがない大学の卒業アルバム(部屋片付けの過程で発見)を引っ張り出し、改めて見たらちるさんが載ってたのを確認。いや同じ学年だし当然なんだけど、知り合ったの去年だからねぇ。私たち、本当に同じキャンパスに通っていたのね!