欲望に忠実に
ルネサンスの歴史 (下) 反宗教改革のイタリア (中公文庫)
- 作者: I.モンタネッリ,R.ジェルヴァーゾ,藤沢道郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1985/02/10
- メディア: 文庫
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そして改めて尊敬というか感心というか見習いたいと思ったのはエラスムスだね。この人、本や女のためならいくらでも適当な嘘をついて*2パトロンに金を無心したらしい。すごいよ。私も金の無心を堂々とできるようになりたい。ちっぽけな見栄やプライドのために目的を達成するための資金繰りができないなんて、所詮はその程度の目的であり情熱であるってことだよ。目的達成よりも体裁取り繕うほうが大事ってことだよ。誰にどう思われても構わないくらいの情熱を持ちたいものだ。金を無心したあとは卑屈にならないように気をつけないとね。卑屈になるのもまだ本物じゃない感じがする。目的、本物云々以前に卑しい人間にはなりたくないが。