ヤギ少佐

イギリス、ウェールズの連隊にはヤギ少佐がいて、なにかニックネームなのだろうと思ったら本物のヤギだった。ヤギが少佐の階級まで登るなんてそう容易いことではなかろう、と思っていたら先日、パレードの最中に跳び回ってしまい兵卒に降格したそうだ。軍の広報部の大尉(ヤギ少佐より下の階級じゃん)のコメントは以下に。

「ヤギ少佐は、おとなしく整列することができず、そこらじゅうを跳び回っていました」

兵卒に降格だなんて非常に残念。この話はこのサイトで知ったのだけれど、ここから少し引用。

さらに恥ずかしいことに、ビリー*1は外交官と軍の高級幹部の前で命令に従うのを拒否したそうだ。

ということで最近ヤギ少佐に夢中です。携帯の待受だってヤギ少佐です。ブログペットもう一匹設置するなら名前は「ヤギ少佐」に決定。ヤギ少佐。ヤギ少佐かわいい。
そういや先週末、テレビにデーブ・スペクターが出ていたのを見たが、この人、腰をおろすときに「よっこいしょういち」と言ったらしい。横井さんのことまでご存知か。横井さんに注目しているのは私だけではないのだね。
ところで先だって、昨年末に観た芝居の原作本である「クロノス・ジョウンターの伝説」を読んだのだが、舞台が面白かったので読んだのだけれど原作は結構酷かった。大体男女が出会うとすぐに「愛してる」とか言い始めるの。相手のインフォメーションを殆ど持っていなくても。実際にそういう状況がないわけじゃないのかもしれないけれど、文章でそれを伝えるならばそれなりに配慮が必要で、いきなり「愛してる」とか言い出しても不自然じゃないように状況を設定しないと。「愛してる」ってただ書けばそうなる(=読者が自然とその状況に納得する)ってわけじゃないんだよ。なに、SFってこんなもんなわけ?いやそんな筈はない、と思い近頃はSF短編集読んでます。近年で一番面白かったのは文句なしに去年Thornさんに教えてもらった「消失トリック」だけれど、こういうレベルのもの希望。

*1:ヤギ兵卒の名前