ほねぬきポスターで注目の的

昨日の文学フリマでは、自作のポスターを掲示したのですが、このポスターがかえって人を近寄りがたくしたというか、確かに人を惹きつける効果はあったのですけれど、ある一定距離以上に近寄れないオーラを醸し出していたようで、向かいのブースに出展していた見るからに大学生といった若い男女などは、明らかに目線を我々のポスターに据えて、ニヤつきながら話していました。私たちの噂話をしていたに違いありません。
これ、書店の店頭などで見かける、文藝春秋のチラシをお手本にしただけなのだけど、そんなに強烈ですかね? 朱色と墨との2色で冊子の中身を簡潔に記し、とても見やすかったと思うのですが。前を通る客に指差されたり、まじまじと見られたりしましたが。あんまり売れそうもない本なのにこんなポスターを掲示したら、ますます客足が遠のくのではと懸念されたのですが、ポスターごときに腰が引けてしまう輩には「ほねぬき」の真価を解することなど出来るはずがないので、ある種、踏み絵の役割をも果たしたということで一石二鳥。冊子も完売したし、やはりポスターを掲示してよかったのでしょう。
そんなうわさのほねぬきポスターはこれ。

そんなに強烈でしょうか。