胃腸科にて

土曜日に受けた胃の検査結果を聞きに病院へ。ここの先生、おじいちゃん先生なんだけれど耄碌している様子は皆無で非常にちゃんとしていて、患者としては安心感があってとてもよいのです。診察室に入るや否や先生が「アナタね、完全に健康。どこも悪くない」と。ではあの胃の痛みは一体なぜ?? と思っていたらちゃんと説明があり、機能性胃腸症といってストレスや運動不足が原因らしい。ストレス…、たまっている覚えはないのだが。とにかく先生いわく、治療方法というのは特になく、たとえば神経をリラックスさせる薬なんかを処方することはできるとのこと。「でもアナタ寝つきいいでしょ? そういう人がリラックスする薬を飲むと昼間も眠くなっちゃうんだよ」って、なんで寝つきがいいことがバレてるんだろう。謎だ。そして今のこの発言は確実に、私の胃の痛みの原因がストレスではなく運動不足であることを示唆している。
私の胃は完全に胃下垂で、レントゲン写真を見せてもらったが骨盤の高さの位置よりも大分下に下がっているのだ。で、食事をしても働きが悪く、しばらくすると急激に動き出すから痛むのだそうだ。極端な性格なのはかねがね自覚していたけれど、胃の動き方も極端らしい。治すために一番いいのはお遊びでやるスポーツで、何かの大会で1番になろう、とか、そういう目標を設定したスポーツではだめらしい。だから間違ってもヘッドライトつけてキナバル山に登ったり、駅伝出場のために日々トレーニングしたりしてはいけないのだ。だらだらと、なんとなくスポーツするのがいいのだ。
そうはいってもすぐにスポーツをする時間が取れるわけではないので、胃が痛みそうなとき(つまり大食いしたり、脂っこいものを食べたりしたとき)に飲むための、胃の動きをスムーズにする薬などを処方してもらった。胃自体に異常があるわけじゃないから、何食べても何飲んでもいいんだってさ〜。ということで帰宅後すぐさま飲酒。空きっ腹に飲酒。10分で胃が痛くなっちゃったよ。あわてて残ってる酒で薬服用。10分で治っちゃったよ。医学万歳。医学によって、私は生かされているのですね。