11月28日の日記

職場で人々が外部の人になんかのアプリケーションの使用方法を指導してもらっているのを聞き耳たてていたのだけれど、この外部の人の言葉遣いが端々で気になってしまって作業スピードがややおちてしまった。気になったのは「ここをクリックしてあげて」とか、「お年を召されたPCだと、やや処理に時間がかかります」などといったもの。何に対する気遣いでこういう言葉遣いになってしまったのだろう。
一昨日の「あかね」でのことで、時々仕事中に思い出すこと。例の鉄道マニアの方が、ご自身のことを貧乏だというので、私も今まさに貧乏である、という事実を述べて貧乏仲間であることをアピールしたのだけど、カレー部マネが余計なことを言いやがって「アナタが貧乏なのは旅行に行くからで、そういう人のことは貧乏とは言わないんだよ」と。それを聞いた鉄道マニアの方はしばし押し黙ったあとに低い声で「…許せないですね」。この「許せないですね」がとても面白かった。確かに、貧乏ゆえに鉄道模型を売り払わねばならなかったという経験を持つ鉄道マニアの方から見たら、私の貧乏など大変生ぬるいものだろう。あと思い出すのは21歳の好青年の一言。「ここにいる人はみんなキャラが濃い」。確かに。まあ、その中でも私はだいぶ薄い方だと思うけど。しかしこの20代の若者の目から見たら、我々の盛り上がりっぷりは、酔っ払って破目をはずしてしまった若者の姿というよりは、ただのヘンな大人の集団であっただろう。同じように盛り上がっていても若ければそれもまたあり、という感じに受け入れられるだろうに、大人になってしまったがためにただのヘンな人に見られるのはまことに遺憾である。