勉強嫌いの学校通学

やっとインターネット環境が整いまして。今日から学校に通い始めたのだけれど、学校に日本語の使えるPCがあったのです。やれやれ。ステイ先での食事が口に合わないにもかかわらずハイカロリーで不本意ながら巨漢への道へと歩みを進めることになったらどうしよう、という懸念があったのだけれど、とりあえずハイカロリーの問題はクリア。非常にヘルシーだったのです。口に合うかどうかは別として。家に着いて早々に食べられないものはないか聞かれたのだけれど、何でも食べられます(虫以外)が胃弱なのでたくさんは食べられないのです、と伝えておいたので問題なし。
朝食のコーンフレークを平らげようと席についたら滞在先の猫が非常にかわいらしい姿で窓の外を眺めていたので写真撮影をしたのだけど、そうしたらこの家のチワワがいきなり私の背中にしがみついてきて、どうしたことか、と驚いていたらステイ先のお母さんが「ジェラスよ、ジェラス。猫にかまってるからジェラスよ」と。仕方ないので今度はこのチワワを撮ってやろうとカメラを向けたらなんでか分からんがおびえてた。カメラは嫌いらしい。このチワワ、結構謎で、昨日私が到着した時には括目して下の歯をむき出しにしつつガタガタと震えておびえていたにもかかわらず、その5分後には甘ったれてきたのだった。犬のことはよく分からん。
さて学校。プレイスメントテストが予想外に問題数が多く、後半はもう面倒くさくなって適当に空欄を埋めたら、答えあわせをしたら後半は如実に間違いが多数。適当はいけませんね。おかげで上から2番目のクラスに入りそこね(5点足りなかった)、試験官が私がもし望むなら上のクラスに入れてもいいけど、というのだけれどそれを固く辞退して3番目のクラスに。だって読み書きよりも会話が苦手なんだもん。下のクラスでいいよ別に。
教室に入ってみると驚いたことに東洋人しかいない。おいおい、全員日本人かよ、日本人はあまりいないんじゃなかったのかよ、と思っていたら、一人を除いて全員韓国人であった。意外と日本人がいるんじゃん、という話を唯一の日本人の子にしたところ、この学校にはこれまで日本人は私しかいなかった、とのこと。なあんだ。クラスに生徒は私を含めた4人しかおらず、そのうち二人は韓国人。彼ら皆、英語ネイティブみたいな名前を持ってるのね。韓国人の名前は欧米人にとっては発音しにくいから、そういう名前をつけているらしい。そしてその習慣は韓国の若者にとっては非常に一般的なことらしい。私の名前はもともと父親が、欧米人が発音しやすいように、と簡単な名前をつけたので特別な名前をあえてつける必要は感じないけど、日本人の名前も韓国人同様、難しいはずなのだが、日本にそういう習慣がないのは何でなのかね。私自身が「エリザベス」とか名乗りたいかというと、ぜんぜん名乗りたくないけど、名前を覚えられにくい人々のストレスは結構大きいらしい。実際私の父が簡単な発音の名前を私につけた理由は、父自身がアメリカ人に何度も名前を聞きなおされたりして面倒くさかったかららしいし。
私以外のほかの3人は今も授業を受けているのだけれど、私は勉強が嫌いなので彼らよりも授業数の少ないコースを選んだのであった。あぁ、勉強嫌い。何で私は語学学校なんかに通っているのだろう。学校をサボらずに通いとおすのが当面の目標です。