未知の領域に足を踏み入れる

携帯より更新。
この学校やたら人が少ない、と思っていたら、なんと今は私のいるクラスしかないそうだ。今日は昨日休んでたロシア人女子(20歳、既婚)が来てたので全生徒数5。経営は大丈夫なのでしょうか。ていうか昨日のプレイスメントテストに意味はあったのだろうか。
授業の途中で先生が急に我々の発音が気になり出したらしく、それまではどんなにカタカナ英語でも、ロシア語なまりでも何も言われなかったに細かくチェックを入れるようになってしまって全然進まない。授業の進め方にむらがあるらしい。
午後は首都ヴァレッタで聖ヨハネ大聖堂を見学。壁の装飾の至る所にマルタ騎士団のマークが入っていて、その点がこれまで見て来た大聖堂と全然違った。床の色大理石は随所にガイコツモチーフが見られて私好み。やっと観光地に来た気がした。
夜は同じクラスの日本人女子とその年下彼氏(韓国人)と一緒に映画へ。年下彼氏がしきりに「サンタクロース3にしよう」と言うのでそれに決定したのだけど、ディズニー映画か。しかもそれもサンタクロース3。1も2も見たことないのにいきなり3。日本にいたらありえない選択だよ…。ある意味貴重な体験と言えよう。
実を言うと年下彼氏がサンタクロース3を薦めて来たのには訳があって、子供向け映画なら分かりやすいのでは、という考えがあったのだ。しかし実際には役者たちがめちゃくちゃ早口で、もう全然聞き取れない。大筋しか追えなかったよ。それで十分な内容とも言えるけど。映画の途中で唐突にインターミッションが入ったのも驚きだった。映画を楽しむというのではなく、その状況を楽しむという意味では大いに楽しめたのだが。
映画の後、食事をする段ではいろいろあってマックに決まったのだけど、実を言うと私は昼もマックだったのだ。適当な店がなかったから。昼夜、2食続けてマック。これも初体験。そもそも外国でマック使うこと自体、今日が初めて。ふだんの自分なら決して選択しない行動をすることも、旅行の醍醐味かもしれない。