クリスマスパレード

ヴァレッタにてクリスマスパレードがあるというので見てきました。これも昨日の話。どんな感じなのだろう、トラディショナルな感じなのかしら、ワクワク、と期待で胸いっぱいの状態で見に行ったわけですが、私の予想は大いに裏切られ、大勢の女子(3歳から16、17歳くらいまで)が白っぽい衣装を纏ってマライア・キャリーなんかのクリスマスソングにあわせて踊るというものでありました。ま、いいけどさ。それでも。ちなみにこの日の街の雰囲気といったら、こんな風。

うん、きれいです。とても。そしてパレードの山車というか、紙製の張りぼてどもといったらこんな風。

サンタクロース、ね。

これはトナカイか。ヘン。

後ろから見るとすごくヘン。

そしてなぜかネズミ王国の住人のそっくりさんが。(きっとご本人ではないと思います。微妙に顔立ちが違うので)
なんとも言えない雰囲気です。そしてダンスをしている女子たちのリーダー格の女子が、頭からちっちゃいマイクみたいなのつけて、ああいうのなんていうんですか?踊りながら歌う人々がよく使っているやつです。世情に疎いのでよく知らんのだけど、あれをつけてさも歌っているかのような風情でいるのですが、明らかに街に流れてくる歌声はマライアの声なのです。エアボ??
そしてさらに違和感を感じたのは、街の入り口辺りに設置されていた、とてもトラディショナルな雰囲気の聖母とヨゼフ(だったっけ?)と生誕したばかりのイエスの像の近辺では、なぜかワムのラストクリスマスが…。一体なぜ。日本人からすると違和感のあることでも、本物のクリスチャンにとっては年中行事で、別段ワムと伝統がいっしょくたになっていても、きっと何らおかしなことではないのでしょう。わかんないけど。