E' veramente noiosa!

同居の中国人がやばいことになってます。どうも本当に一人では何もできず、自分自身のことに関しても決断すら下せないようで。昨日ネット使ってる間もずっとひっついていて、一昨日までは彼女は超ビギナークラスで一人で授業を受けていてクラスメイトがいないから仕方がないかと多少あきらめていたものの、昨日から彼女のクラスに新しい生徒がやってきたからその子と仲良くやってくれるのでは、と内心期待していたのだけれど、その私がネットをやっている部屋にその新しい生徒(ブラジリアン)もいたのに一切口を利かず。ブラジリアンの彼女が使っていたPCの調子が悪くなったために私の隣に移動しようとしたら中国人の彼女は「ここ(私の隣ね)は私の場所だ」とネットも使っていないのに退けたのであった。彼女は午後も授業があったために幸い私は先にひとりで家に帰れたのだけれど、彼女は家に帰るとすぐに私を呼びつけてきたのだ。話すこともないのでとりあえずブラジリアンの彼女のことを質問してみたのだけれど、中国人のその彼女(イングリッシュネームをバニラというそうだ)はブラジリアンの彼女の名前も年齢も国籍も知らないの。唯一のクラスメイトなのに。びっくり。
途中から同居のドイツ人男子ステファンも話に加わってきたのだが、彼の滞在している部屋が彼の体のサイズには合わず非常に小さいためにあまり家にいたくないようで、私の都合さえよければヴァレッタに行かないか、と。彼は非常に好人物なので快諾し、バニラにも一緒に行くか聞いてみたんだけど「トゥデイ?ノー」と。じゃあ二人で行ってくるかと出かけようとしたら「ゴー・ミー・トゥギャザー」。どうも自分が行きたくない時は本当はほかの人にも出かけてほしくなかったらしく、そんな彼女の気持ちなんかぜんぜんわからん我々は当然ながら出かけようとしたので、仕方がなく出かけることにしたらしい。
ヴァレッタについてから思いつく眺めのよい場所に連れて行ったりしたのだけれど、カメラを忘れたバニラは私やステファンのカメラで自分の写真を撮ってもらいたがり、その習性は知っていたので問題なかったのだが家に帰ってからが大変だった。あとで書くけど。とにかくヴァレッタで、行きたいところはないかと二人に尋ね、ステファンがカフェに行きたいというのでカフェに行き、次いでどこに行くか聞いたらバニラは「自分は何もないからあなたが決めてくれ」と。しかしね〜、なんかサングラスがほしかったらしくサングラス屋を見かけると入ってゆき私とステファンはただ待つのみ。行きたいところあるじゃねぇか。そして二つサングラスを差し出しどっちが似合うか聞いてくるのだ。どっちもあんまり変わらないし興味もないのでとりあえず「右手に持ってるほうがよい」と言ってみたのだが、そうしたら「でも私はもうひとつのほうが好き」だって。じゃあ最初から聞く必要ないじゃねぇか。ステファンはこっそり「自分も買い物は好きだが待たされるのは嫌いだ」と当然至極のことをいい二人でため息。
家に帰ってから彼女は自分のPCをダイニングに持ってきて、写真を取り込みたいと。しかしメモリカードリーダを持ってないので貸してくれというので、そんなことは大したことではないので貸してやったのだが、ステファンのカードから自分の写真だけをコピーするだけでなくほかの写真も全部見てんの。そんで私のカードも持って来いというから、当然ながら個人的な写真がたくさん入っているからもって来たくない、メールで送ってあげるからそれでいいだろう、と述べたら何でかわからんが私にPCについてのインストラクションをし始めた。で、彼女は何が言いたかったかというと、別に私の写真すべてを彼女のPCにコピーするわけではないのだから問題ない、だから今すぐカードを持って来い、ということなのであった。昨日今日とずーっと彼女につきまとわられていていい加減かなりうんざりしていた私はさすがにキレました。コピーが問題なのではなく自分の写真をあなたに見せたくないだけだ、と。
ホストマザーが私の様子を心配して話をしに来てくれたのだけれど、そのとき衝撃的事実が発覚。私がチュニジアに行っていた間の週末、家から一歩も外に出てないらしい。そして終始ホストマザーにひっついていたらしく、そのせいで頭痛がして私がチュニジアから帰ってきたときに出迎えることができなかったと。かつ、彼女は宿題をやっていた9歳児にまで「一緒に買い物に行こう」としつこく誘ったらしく、9歳児は「おかげで宿題ができなかった」と嘆いていた。9歳児を買い物に誘うか?21歳の若い娘が。
なんというかもう、逃げ場がないのですよ。学校も家も一緒で。もともと胃の調子が良くない私は今日は特に調子が悪く、具合悪そうにしていたらマリー・アントワネット(先生の名前なのです)がどうしたのか、と聞いてくるので簡単に、同居の中国人女子が依存してきて寛ぐ間がないというと、これまた衝撃的事実が発覚。この先生、これまでにも沢山の中国人の生徒に教えてきたのだけれど、過去に中国人を家に招待してやったらその後毎日家に来られて帰ってくれず、しかも招いてもいないのにほかの知り合いまで大勢つれてきたとか。そして来なくなったと思ったらもう中国に帰国してたんだって。何の挨拶もなく。ちなみに毎日家に来られたのは1年くらい続いていたらしい。その経験でうんざりした先生はたまに依存してこようとする中国人に会うと、依存されるようになる前にノーと言うようになったらしいのだけれど、そうしたらエージェントに「ここの学校の教師は質が低くて最低だ」と報告されたらしい。私が同居している彼女は、その先生が経験した中国人とはちょっと違うし、こういう依存体質の女子は日本にも沢山いるから別に人種の問題じゃないということを無論しっているけれど、この先生の場合依存体質というか相手の都合をまったく省みない中国人に多々出会ったらしく、おかげでだいぶ中国人に対して苦手意識を持っているらしい。そりゃ一年間も毎日家に通ってこられたらうんざりするよな。一度居留守を使ったら携帯に電話をかけてこられて、今あなたの家の前にいるから中に入れてくれ、と言われたらしい。
最近、日記がつまらない、とか、もっと面白くなりたい、とか書いていたら「ちゃんと面白いよ」と慰めのメールをいただいたのですが、今日の日記はまったく面白くない話になってしまった。きっと後日落ち着いてから後悔するんだろうな、こんなことを書いて。あんまり人を嫌ったり根に持ったりするタイプではないので(何かに憤りを感じてもその憤りをすぐに忘れてしまうから)、一度発散してしまうと割りとすぐに平常状態に戻り、彼女に対してもごくノーマルに振舞えるので、だから書いてるのだけれど。とりあえず今度甘えてきたらもうはっきりと「自分のことは自分でやってくれ」と言おうかと思っています。甘やかす方も悪いしね。依存させておいてウンザリして切れる、というのも彼女に対して悪いし。ウンザリしたりイライラしたりしないためにも一人になりたいときはそう言わないといけないなと思います。でも多分そういうことを一度でも言ったらこういうタイプは二度と寄ってこないんだろうな〜。他に依存できる相手を探すから。中学校時代によく見たような気がするよ、こういう女子。中国人に限らず何人でもかまわんが、とにかくもう一人依存体質の女子が現れたら、きっと二人で末永く幸せにやっていってくれると思うのだけれど。誰かそういう人がいたらマルタに送り込んでください。

(追記)
何がこんなに私をイライラさせるかサマライズしてみた。つまり独り言なわけだがこれは私の日記なので面白くなくても構わんのだ。自分の日記なんだから面白くなくったって別にいいでしょ! やや逆切れ。で、サマリー。彼女の場合私と何かをしたいんじゃなくて、何かを自分がしたいときに傍に人を置いておきたいだけで、たまたま私が身近にいたから常に私をその相手に選んでいるだけなんだな。ということでつまりまったく私自身には興味がないわけ。そして「中国語はわからん」と何回言ったか分からんがそれでもいまだに私に中国語で話しかけてきて、そして出来の悪い生徒に諭すように何回も同じ中国語の単語を繰り返すのであった。私はいつのまに中国語の生徒になったのか?と現状を認識できずにやや頭クラクラ。そして彼女の好む話題は中国の芸能人の話で、自分のPCに取り込んだ中国のポップスを聴かせようとするのであった。だんだんサマリーじゃなくなってきちゃったよ。