精神的に疲弊している原因が判明

先だって書いた日記がどうにも愚痴っぽく、あとになってから「みっともない」と反省したものであるが、なぜかくもしみったれた精神状態になっているのか原因が判明した。マルタに来てからと言うもの、まったく引きこもってないのですよ。この超インドア派の私が。mixiプロフの休日の過ごし方欄が「引きこもり」になっている私が! 「ベッドの上の住人」との異名をとったこの私が!! なんとなくですね、家に一日中こもって一歩も外に出ないというのがありえない、というような雰囲気をかもし出されてまして。当然外出するわよね、そうよね、きっとそうよ、的な無言の期待というか。引きこもる時間の必要性を切に感じた私は本日、胃が痛い、ということにして一日中引きこもり。いや〜、これで心置きなくロリータが読めるぞ、と思ったものの日本で引きこもるときの常であるように惰眠を貪り結局3時間ほどしか本を読む時間が持てませんでした。
しかしリラックスするには誰とも会わず、誰とも口をきかずに自分ひとりだけの空間で、他の何者にも一切気遣いしないでいるというのが非常に重要ですね。意外に思われるかもしれませんがワタクシ、非常に気を使う性格をしておりまして、そして気遣っていることを他者に気取られたくないという意思もあるせいか、神経を消耗しやすいのです。大概はがさつな人間性をしていると思われがちなのですが。ばかだねぇ、君。がさつっぽさは多分に演技なのだよ。演技が真実になりつつある部分も否めないが。
ということで非常にリラックスできたわけです。久しぶりに引きこもったおかげで。ナボコフは日本語と照らし合わせたり辞書を引きまくったりしているので1時間に7〜8ページのペースでしか読めないので、遅々として進みませんが。現在、大ヘイズが脳髄の泥粥を撒き散らして死んで、ハンバート・ハンバートがロリータのいるキャンプQに向かっているところです。一度読んでるけれど、面白いね〜、ロリータ。この週末も精力的に引きこもって亀のような歩みでロリータを読み進めたいと思います。