9歳児の怒り方

本日、マルタに新たなアーチビショップが誕生したということで盛大なセレモニーがあったのですが、残念ながら前日のゲロ事件のために肉体的・精神的ダメージ*1が甚大で起き上がれず終日寝て過ごすことに。午後になってからハンバート・ハンバートに興味を持てる程度には回復し、ベッドで読書をしていたのだけれど、ちょうど面白いところに差し掛かったところで9歳児のエステル登場。「一日中ベッドに横たわって本を読んでいるのは返って健康に悪いんじゃないの?」と賢しげなことを言っていたのだけれど、翻訳すると「今から一緒に遊ばない?」ということだ。
RPGをPCにダウンロードして以来、彼女がそれで遊ぶ様を一緒に見学するのが私の役目になっているのだが、普段生意気な口*2をきいていても1時間遊んでゲームを終えるという瞬間にセーブし忘れてたりするので、そういう瞬間に彼女が9歳児であることを実感する。
彼女を見ていて時々面白いのは、たまに私に幼児向け絵本を読んでくれるときがあるのだけれど、そんなときに単語を意味的に読み間違うことがあるのだ。たとば「one」を「a」と読み間違ったり、「went」を「go」と読み間違ったり。ネイティブでもないと不可能な間違いかただよなぁ。明日、実は単語の書き取りテストがあることが判明した彼女はママに出題予定の単語を読んでもらって書き取ってたのだけれど、そのときの間違いも面白かった。

dentist → dendist
photographer → photograper
mechanic → machanic

子どもって見ていると飽きませんね。彼女がなにか駄々をこねるときもその屁理屈が面白かったりするのです。よく言うのは「It's not fair.」。鳥の展示即売会に行った際に小鳥が欲しいと駄々をこね、猫がいるから無理でしょ!とママに起こられた際も眉根をひそめて「小鳥を飼ってる人々はラッキーだ」と憤慨。日本の子供はそういう怒り方しないよなぁ。つい先だっても。
なんか書くの面倒くさくなってきちゃった。なのでここで終了。

*1:つまりは胃痛とゲロ吐きシーンを見られたというダメージ

*2:先日同じ学校の日本人の女の子が家に遊びに来たときに、マルタでできた彼氏の話を散々聞きたがり、「私のこと好き?って彼氏に聞いた?」と。仕方なく困惑気味に彼女が「…イエス」というと「彼氏はなんて答えたの?好きだって言った?」再び「…イエス」。「その後何したの?」彼女の質問の真意を解した瞬間に我々は吃驚して顔を見合わせてしまったのだが、彼女はへらへら笑いながら「チュチュチュチュチュ〜」と言っていた。生意気な子供だ。