マーティを恨む

昼休みの間でも私用でネット使っちゃいけませんとのお達しがあったので自粛し、ゆえにこの時間(23時台)に自宅から日記を書いている次第。こんばんは。英語に対する苦手意識を克服するために2ヶ月間マルタに滞在したわたくしですが、帰国して早2ヶ月。英語なんかもう全部忘れちゃったヨ! あ〜、2ヶ月間もマルタで一体どうやって暮らしてたんだろう、全然思い出せないよ。多分英語喋ってたと思うんだけれど。今はもう喋れないな〜。そこで何が問題かというと、今の職場は英語力を求められるのですよ。基本的に外からの電話は出なくて良いのですが、他に人がいなかったりすると派遣でも誰かしら電話に出ており、それが唐突に海外からの電話だったりするのだ。そんでもって来週からは英語で電話会議とかにもでないといけないらしい。ちくしょう、なんでこんな職場選んじゃったんだよ、私の馬鹿野郎。それもこれも全部マーティ・フリードマンが悪い。彼が、日本の雑誌で日本語の連載を引き受けたのが大変だったけれどそのおかげで日本語力が大いに向上した、何か言葉を身につけたいのなら常にその言葉に触れなくてはいけない環境に自分を追い込んだ方がいい、とか何とか言ってるのをどこかで目にし、なるほどね〜、と真に受けて真似っこしたがゆえの現在の職場である。
最初に今働いている会社を希望する旨派遣会社に申し出たときの職種は英文事務だったのだが、仕事で英語を使っていた期間が短いという理由でそれはだめで、同じ会社内で英語をまったく使わず割と簡単な仕事だけど時給は変わらないのがあるのでどうか、と問われて「英語つかえないのか、残念」とか思った自分が信じられない。その後ここにも何度か書いたが派遣先にもっと大変な仕事を探されてしまったために今に至る。やだなぁ、英語。喋れないよ、全然。イタリア語のほうがまだ気がらくだ。何の前触れもなくいきなり海外から電話かかってきちゃったらびっくりして失語症になっちゃうかもよ。ガイドブック作る仕事してたときも担当がグアム・サイパンだったから英語で電話かけたりかかってきたりしてたので慣れれば問題ないのだろうけれど、慣れるまではいやだなぁ。本当にいやだ。努力しないで英語が喋れるようになる手段はないものかね。
人間、嫌なものからは逃れられないという話がちょっと前の日記で出ていたけれど、その際にコメントをくれたBooyanさんとo-tsukaさんは英語でしょ? 私なんか半導体の上に英語じゃん。二重苦じゃん。可哀相じゃん。昨日知り合いに電話したときに「半導体、ちょっと好きになってきちゃった」と告白したせいだろうか。半導体が苦しみじゃなくなってきたことを認める発言を受けて新たに英語という重石が加わったのだろうか。頑張って節約してお金をため、さっさと再び海外にトンズラすべきということなのでしょう、きっと。ということでお金を稼ぎつつある昨今ですが、貧乏生活はしばらく続きそうです。