日記のタイトルが

老体に鞭打って3日ぶりの出社。若干意識が朦朧とするのは体調がいまいち芳しくないという事以上に、この3日で早くも生来から持ち合わせている社会不適合性が大いに蘇ったためであろう。体調もほんとに悪いんだけどさ、言い訳がましいけど。で、お昼食べたらゲロ吐いて、でも流石にしらふだったから紫色のゲロを吐いたときとは違って人様には迷惑かけずにささやかにこっそりと処理した*1のだけれど、この体たらくじゃ働いている場合じゃなかろうということで早退。帰りの電車に乗っていたところ、出すもの全部出しちゃったせいか気分爽快。折角まだ明るい時間だし眼鏡でも作りに行くかと出かけてきた。
先週の週末に見てこれでよいと思っていたのがあったのでさっさと選んで検眼し、出来上がるのを待っている間は本当は私は全然そんな人じゃないくせに自前のタンブラーでスターバックスでソイラテ*2、先だって書籍費用削減のためにアマゾンで購入した洋書などを読んだりし、誰だこれは私じゃないぞ一体どうしちゃったの? などと内心ひとりごちながらも同じ大テーブルで勉強中の浪人生と思しき男子を横目に優越感。なんで優越感かって? そりゃあもう、私はもう一生受験勉強なんてしなくていいんだもん、羨ましいだろっちゅう話だ。電車んなかでターゲットとか速読英単語やってる高校生見かけたりしたときもオホホ!もっと勉強しろ!と思う。いつも。ああいう人たちを見ると今の自分の身分が嬉しくてたまらないね。かといって英語ができるわけじゃない辺りが残念であるが。
その後眼鏡を引き取りに行き、駅前の本屋で『王家の紋章』文庫版の新刊が出ていることを知って即購入。新しい眼鏡にウキウキしながら家路についたのだが、今日の日記のタイトルが思いつかない。日記のタイトルのつけ方は大体3通りあって、書き始める前に最初から決まっている場合、書き終わった時点でちょうどよいのが思い浮かぶ場合、いずれでもない場合は日付のみ、といったものなのだが、本日は書いてる途中で「ゲロった後に眼鏡購入」→なんかおさまりの悪いタイトルだなぁ→「ゲロメガネ」。流石にこれは最低だ。本当のことを言うと「ゲロメガネ」が良かった。だけどそれをタイトルにする勇気は私には無かった。しかしここに書きとめておきたい。ということで書いた。いつの日にか何の躊躇いもなくこんなタイトルをつけられる日が来るのだろうか。…それはヤだな。

*1:無論オフィス内でゲロったわけではない。ゲロる前に雪隠に行った。ゲロるって、テロルに似てるな、響きが。かつ、人様に向けてその行為をした場合、それは十分テロルだろう。

*2:自前のタンブラーを持ってるのが我ながら意味分かんない。そういう種類の人じゃなかったはずなのに。