アタマぶつけてバカになっちゃったか

今日はTOEIC受けてきた。4年ぶり。前日の昨日までは本当にみっともなく、TOEICがあるから勉強しなきゃ、でもやりたくない、なんで申し込んじゃったんだろう、やめときゃよかったのに、などということを一日中口にしていて、そんな暇があるなら勉強すりゃいいじゃん、と今なら私もそう思うが、それが上手く行かないのがテスト不向きの人間なのである。あ〜、私は損なタイプだ。試験前にヤダヤダと言って精神的苦痛を味わい、でも結局試験は受けるのだから無駄にストレス感じてる場合じゃなく冷静になって勉強すればいいのにそれができない。なんでこんなに努力ができないのだろう。そして今日のTOEICが終わって学生時代のことを一気に思い出したが、学生時代も勿論試験勉強はヤダヤダとストレス、しかし試験前夜になって俄に焦りだして一夜漬け。ダメだ、こんな一夜漬けでいい点数なんてとれる訳がない、私はもうおしまいだ…、と非常に暗い心境で試験に挑むと大概どうにかなってしまい、よって、なんだ、勉強しなくても大丈夫じゃん、と慢心して次も努力ができないという悪循環。ちなみにどうにかなるといっても然程立派な結果ではなく、もともと極端な性格なので試験直前などは「きっと0点」と思い詰めているために、実際にはそこまで悪い結果にはならない、という程度の話である。な〜んにもしていないのに精神的なアップダウンはかなり激しく非常に疲れる。損な性格だよ、本当に。どうせ勉強しないんだったらあんなに狼狽えなきゃいいのに。無駄に動揺するから疲れるんじゃん。
で、今日もどうにかなったかというと、どうにかなった。というのも前日までは「何一つとして聞き取れず、読み取れず、全て勘を頼りにマークする結果になったらどうしよう」と思っていたので、実際はそこまでできないわけではなかったということだ。考えれば分かるじゃんねぇ、バカだなぁ私も。確かに英語に対する苦手意識はものすごいけれど、本当に何も理解できなかったらマルタで2ヶ月も生活できてないじゃん。といっても彼の地の思い出は全て英語が日本語に置き換わった状態で記憶されてるけれど。誰とどんな会話をしたかちゃんと覚えてるのに全部日本語に翻訳されてるんだよなぁ。どうやってコミュニケーションとってたんだろ。全然分からん。
TOEICが終わったことにより、抑圧状態から解放された反動の躁状態。用もないのに新宿に出向き知人とベルク。ベルクの前に知人が防災グッズをみたいというのでハンズへ。防災グッズだって言われてんのに、あ〜、ミリタリーね、と返してしまった。どうも「ぼうさい」の「ぼう」を国防の「ぼう」と、「ぼうさい」の「さい」を迷彩の「さい」と勝手に解釈してしまったらしい。バカんなっちゃったか? 私の頭。長期保存可能の缶詰のパンに「チョコチップ味」と書かれていたのだが、写真を見る限りチョコチップの気配は皆無。どういうこっちゃ、と思ったのだがラベルに「チョコチップ」と書かれていることを鑑みると、チョコチップなしでチョコチップ風味、ということなのかもしれない。そんなパンは食べたくないなぁ。その後予定通りベルクに行ってビール。非常によい気持ち。最近はすっかり生活のリズムが乱れ、就寝は基本的に午前3時、起床は10〜11時なのだが本日はTOEICの為に早起きして寝不足。そして色々タイミングが悪くて食事をほとんど摂っていなかったためにビール2杯で大分酔っぱらってしまった。おかげで帰りの中央線では窓ガラスに頭をガンガンぶつけながら居眠りしてしまった。最低だ。ガツンとぶつけると一瞬目が覚めてやばいやばい、気をつけないと、と思うのだけれど自分の意志に反して頭は揺れ続けるのでした。年をとってきて日に日にバカになってる実感があるのだが、これで益々バカになっちゃったかもしれない。私は一体どうしたらよいのでしょう? でもきっと更にバカが加速したら「どうしたらよいのでしょう?」と思ったことを忘れるに違いない。いいなぁ、どんどん頭のつくりがシンプルになって幸せな感じだよ。幸せなら、もう何でもいいか。あ、やっぱバカじゃん。今日の日記の上の方に試験に向かない性質でストレス、損な性格、とか書いてるのに最後の締めが「幸せで良かった」になってるよ。でもまあ、不幸が持続しないというのは良いことですね、きっと。