書店彷徨

昨日の日記を見に来た人たちはキンタマ発言率が高かった。世の中そんなに皆キンタマ発言に興味があるのだろうか。といってもそれがどんなものかは知らないが。それとも私が折にふれてキンタマ発言のことをここに書くから、もともと定期的にこの日記を見に来ていた人たちが、ここにたどり着くための手段としてキンタマ発言を選ぶようになってしまったのだろうか。
のだめ18巻購入。最近あんまり面白くなくなってきた気がするなぁ。他にも数冊、欲しい本があったのだが新宿ルミネのブックファーストでは見つけられず。今月発売になったばかりの本だったのに。いい加減、本を買うのを控えよとの神の思し召しだろうか。とするならまず最初に惰性で買い続けている漫画の購入を止めるべきのような気がする。CLAMPのツバサとか。
欲しい本が見当たらず既に本屋にいる理由を失っていたにもかかわらず暫く立ち読みを続け、珍しくHanakoを手に取るとジョギングの特集であった。ジョギングをすると明るい性格になれるらしい。やろうかな、ジョギング。でもそのためにはまず最初にスポーツブラを買わないとな。普通のブラでジョギングすると垂れ乳になりやすいらしい。いずれ垂れ乳になるのは避けられないとはいえ、その勢いを助長するようなマネはしたくないものである。スポーツブラか。面倒くさいな、買うの。そして日焼け対策は更に面倒くさい。
欲しい本が見つからないならのだめ18巻のみで我慢して帰ればいいのに、ついでに斎藤美奈子の「文壇アイドル論」を購入してしまった。サラダ記念日ね。あれがえらく売れていた頃、私は中学生だったと思うが「サラダ記念日ってのはねえよな」と思った記憶が。思想としてはキャピキャピした女子がことあるごとに「二人が付き合いはじめた記念日!」とか「初デート記念日!」とか言ってるのと同じだろう。実際にそういうことを言っている女子を身近で見た事はないのだが、もし本当に存在するとするならば、彼女らの記憶力は凄まじい。その能力を私にも少し分けてくらさい。記念日か。そんなこと言ってはしゃぐのは恥ずかしい、などと言う以前に日付を覚えていられない。
オチのない事を書いているので日記のやめどころが分からない。ということでついでに書店の思い出。私が書店で働いていた頃、ハリー・ポッターの新刊発売日を一度だけ経験しているのだが、その発売前日に店長から「明日は翻訳者の松岡さんが魔女の格好で応援しに来てくれます」と言っていたのが忘れられない。翻訳者の松岡さんの魔女姿がどこにニーズがあるのかよく分からん。誰の求めに応じてかかる扮装を決意したのだろうか。そして松岡さんがそれをすることを求める読者というのは本当にこの世に存在するのだろうか。以前ナンシー関市原悦子の主演ドラマについて、不必要な露出(入浴シーン)やコスプレ(セーラー服姿)などがたびたび見受けられる事を指摘し、これを役者に対するテレビ局側のよいしょではないかと書いていたのを読んだ事があるが、松岡さんの魔女姿も松岡さんに対するよいしょだったのだろうか。誰からのよいしょか分からないが。だってハリポタの版元は松岡さんの会社だもんねぇ。
ますます日記のやめどころが分からなくなってしまった。このままでは永遠に書き続ける事になってしまう、命尽きるまで。困る。ということで終了。へんな日記。まあいいか。日記だし。