自身の動物性を自覚する

昨日の日記、後半が記憶にない。半分寝ていたようだ。まだ夜の11時過ぎだったのに、あんなに猛烈に眠かったのは久しぶりだ。今朝は8時過ぎには起きたものの、眠気が覚めずに結局お昼までネコと一緒に寝てしまった。
昨日は特筆すべき事が何もないと書いたが本当は眠くてわけわかんなくなっていたからそう思っていただけで、実際には引っ越しの契約をしてその後、家具を買ったりしたので、つまりは人生で一番お金を使った日であったのだ、昨日は。書くべき事がないって、人生の一大事じゃんね、無職なのに。で、今日は部屋の片付けやら何やらをしようと思っていたのだが、昼まで寝ちゃってたしお昼は家族と外食してしまったため家に戻ったのは3時近かったし、3時半くらいから半身浴してたからさっきお風呂から出たばかりだし、あと数十分もしたら一昨日届いたワインを空けるつもりだからその後は使い物にならない。酔っぱらっちゃって。なんでだろう、1日ってあっという間だな。特に何もしてないのにもう殆ど日曜日が終わっちゃった。なんで? 小学生の頃の一日の長さはなんだったのだろう。大人と子どもとでは生きている時間が違う。気づいたらおばあさんになっていそう。ヘンな日本語だが。
湯あたりしちゃって気持ちが悪い。何も考えられないなぁ。もともと何も考えてないけど。結局今日も何も書くべき事がない。何もしてないからな。唐突に金曜日のことを思い出したぞ。現在、某大学で非常に頭を使わない仕事をしているのであるが、講義と講義の合間の短い時間に建物の中にこだまする学生たちの声から滲み出る若々しさにやられた。なんであの連中ムダにエネルギーあんの? と若さに対する妬みが、というのは嘘だが、大学生って若いなぁ。圧倒された。あんなに元気である必要ないじゃん、ってやっぱり妬みっぽいだろうか。吃驚したんだよ、もう忘れてたから、若さってものがどんなものか。『これが若さというものか…』と口走りそうになった。周りにいる人は誰も分かってくれないだろうけど。あれ、この台詞を吐いたときのシャア、っていうかクワトロ・バジーナってめちゃくちゃ若かったよね。なんだかガンダムオタクみたいなことを書いているが、実際にはZガンダムは1回も、1話も見た事がない。10代の頃にアニメが若干好きだった時代があるので知識として知っているだけだ。ここで敢えて「若干」と書いているのは『私はアニメオタクじゃないのヨ』というアピールなどでは決してなく、オタクというには中途半端であることを自覚しているので、本気のマニアに敬意を表して、要するに謙遜しているのだ。『私なんか、大して知りません』って。誰の目を意識してんのか全然わからんが。
大学生の若さについて云々するつもりがガンダムおよびアニメオタクと、オタクに対する敬意の話になってしまった。そんなつもりじゃなかったのだが。といっても今日の分の日記を書き出す時点ではどんなつもりでもなかったけど。酒飲んだあとだと日記書くのがイヤンなっちゃうか、或はめちゃくちゃなことを書くか、そのどちらかだと思ったから、着地点も分からぬまま出発したのだ。まさに見切り発車。見切り発車でブログを書きはじめて約3年。スタート時の見切り発車性というより、今ではもはや人生の見切り発車性の方が圧倒的に強い。適当につけたタイトルだが、本質を表していた。ということは私には先見の明があったということか。すごいじゃん、私。先を見る能力があるじゃん。全部本能だけど。今気づいたけど、私は学生時代の専攻が物理だったこともあり、物事を考える時の手法は非常に理詰めである。しかし行動は本当に思いつきで決定している。自分では理性の人間だと思っていたけど、実際は動物的人間だったということか。知らなかったな。ワイルドじゃん、私。カッコイイ。よくわかんないけど。