書こうと思っていたことが

全く思い出せません。思い出せなくなるような些細なことではあったけど。懸命に今日の自分の頭の動きを思い出そうとするのですが、思い出せたのはせいぜい「いま働いている大学のトイレは非常に汚いが、一カ所だけ常に誰かが使用中の個室がある。あの個室の人気の秘密はなんだろうか」と思った事くらいか。本当にいつも誰か入ってるんだよ。あそこに住んでるのかな、誰かが。中に何があるのか、何がそんなに人を引きつけるのだろうか、興味はつきないが常に使用中なので確かめようがないのです。気になる。でもあの大学に行くのも明日が最後なので、人気の秘密を探ることは困難であろう事が予想されます。
それから、昨日の夜あたりから人の幸せさをグラフ化して表す事について考えています。横軸が時間で縦軸が幸せさで。幸せさは一定ではないので波形になると思うのですが、その振動の…。やめておこう。なかなか面白い遊びなのでもうちょっとすっきりまとまるまで秘密にしておこう。
それにしても思い出せない。いくつかバカなことは考えていた筈なのに。なんだったかなぁ。気になる。でもきっと明日になったら、気になっているという事実を忘れ去っているのでしょう。おめでたい脳のつくりをしているので。
(追記)
上の文章を書いてから30分程たってちょっと思い出した。いま一緒に働いている人々は殆ど同世代なのだけれど専業主婦ばかり。なので18きっぷで名古屋日帰り旅行などという貧乏臭い学生みたいな遊びをしている私とは価値観が相容れるわけがないのだが、その同世代専業主婦のうちの一人が住居の周囲の環境を話していたときに「マンションの向かい側に森がある」というので、すわ虫大量発生か? と身構えた*1ら全然違って、「マイナスイオンがたっぷり入って気持ちがいい」と言葉が続き、つい条件反射で「うわ、インチキくせー」と叫びかけて危険であった。去年くらいからニセ科学関係の話題に興味を持ってネットで見ていたりするので、つい『マイナスイオン』という語に敏感になってしまうのです。ま、去年よりももっと前、世間でやたらとマイナスイオンがさけばれはじめた頃からいかがわしさを感じてはいたのだが。今書いたことから導きだせるのは『私は善良な主婦とは話ができない』ということか。ダメじゃん。大人じゃないじゃん。

*1:虫の話題は苦手なので心の準備が必要である。