Weight

Weight (Myths Series)

Weight (Myths Series)

ゴールデンウィークに京都に行った折にランダムウォークで安く買ってきた本。やっとこれを読む順番が着たよ。ちょっと前に酔っぱらった勢いで然程読みたくない本をamazonで、よりにもよってお急ぎ便で買っちゃったりしたからなぁ。そういうもんを先に読まねばならなかったり忙しかったり気乗りがしなかったしでなかなかチャンスがなかった。
これ、『世界の神話』プロジェクトといって、世界の作家が世界の神話を現代風に書いた作品を確か30カ国以上の国で発売されてるんだけれど、その中の1冊。日本では桐野夏生が書いてるらしい。版元は角川書店桐野夏生って外国で人気なのかね。マルタですら何冊か売られているのを見たけど。ジャネット・ウィンターソンはアトラスとヘラクレスについて書いていたのだが、この人って絶対宇宙が好きだと思う。結構な頻度で宇宙関係の言葉が出てくるもんな、他の本でも。Tanglewreckではホーキングが出てきたし。
短いのであっという間に読み終わったけれど、また折に触れて読み返したい、と思うのは私の英語力に課題が多々あってちゃんと読めていないことが大きな原因だろうが、それでもつまんないもんならそうは思わん筈だからきっと面白かったのだろう。今回しっかり読み切れなかったのは英語力の問題もあるけれど、それ以上に電車で読んでて途中、睡眠不足故に非常に眠くなったのに無理に読み続けたために、字面だけおって進んでしまったページの割合がかなりあるからだろう。眠かったな。なんであんなに眠かったのかな。つまんなかったからか? いやいや、そんなことはなかったぞ。…などという事を書いている暇があったら、素直に日本語で読みなおせばいいのかもしれない。