ローザンヌ・バレエコンクールで掃除をサボる

今週こそは部屋を片付けないと、と思いつつ昨日録画しておいたローザンヌ・バレエコンクールを見物。決戦まで出場した日本人3人は既に海外のバレエスクールに留学中で、つい「じゃあスカラシップなんていらないじゃん」と思ってしまったが、そういうことではないのでしょう、きっと。前にこの日記でも触れた、出場者のうちの一人である吉山シャルルイさんは、NHKでは吉山シャール・ルイ・アンドレさんとして紹介されていて、ますます彼の本名がよく分からない。だって確かどこかの新聞ではシャルル・ルイとして紹介されてたし。シャルルイなんだかシャール・ルイなんだかシャルル・ルイなんだかはっきりしてほしい。というのは嘘。そんなに強く求める程には関心がない。
シャルルイさんは*1コンテンポラリーがよくって、いいわねぇ、と思いながら観てたらコンテンポラリー・ダンス賞を受賞していた。スカラシップの河野舞衣さんはクラシックの方がよく、私は個人的にはクラシックの1よりも一番最初にやったクラシックの2の方が良かったな。シャルルイさんはハーフだからともかく、河野さんも他の韓国人の出場者の2名もスタイルがよく、大分前のコンクールに出場した頭が大きく手足のバランスのあまり良くない日本人の男子で、クロード・ベッシーに「彼は技術力は素晴らしいのですが、体型に大きな課題があります。とても残念です」と切って棄てられた彼の事を思うと、東洋人もここまでスタイルがよくなったか、と感慨深い。
と、そんなこんなで掃除もせずに今年のローザンヌを楽しんだ訳だが、総じて感想を言うと「…やっぱプロって上手いよな」である。ここに出場する子たちは本当に上手い子たちばかりなのだろうけれど、プロとのレベルを比較すると、バレエをプロでやっていくことを厳しさが感じられるような気がする。ちなみにこれを観ている間、ふと我が身をふりかえると、バレエなんかやったこともないくせに勝手な事をあれこれ感じながらムシャムシャとピザを食べていた。無駄のない体型のバレエダンサーに今の私の姿を見られたら、と思っただけで恥じ入ったね。思わず。バレエ観ながらよりにもよってピザ。出場者たちは滅多に食べないであろうピザ。加齢により代謝が年々落ちているというのにピザ。巨漢への道、まっしぐら。どうもすみません。
見終わってからやおら重い腰を上げて掃除に着手すると、いろんな物が出てきた。大体自分でも自覚はあったが、しつこい性格なので非常に古い、昔のものが多々出てくる。高校時代の部活関係の物やら、90年代に購入して、今となっては全くその情報に価値のないHanakoとか。やはりここはドラスティックに処分しなければ、とは思うのだが、いちいち広げて、おおー、こんなこともあったな、などと思っていると何にも片付かない。結局1日かけて行った作業と言えば、棄て上手な人なら1時間たらずで終わる程度の事。こんな状態で荷物を1部屋におさめる事はできるのであろうか!? えへっ、ダブルだれ。また使っちゃった。まあいいや、ダブルだれの事はもう。今後の展開を乞う御期待! 期待するような種類の話ではないが。

*1:他の表記法だと・を入れなくてはならず、面倒なので以降シャルルイさんと書く事にする。