結婚の条件

結婚の条件 (朝日文庫 お 26-3)

結婚の条件 (朝日文庫 お 26-3)

初めて小倉千加子を読んだ。面白かったー。この世に「岡田美里から目が離せない」などと言う人がいるとは思わなかった。何事も見る目を持っている人を通して見ると、こんなにも面白くなるのだね。結婚相手選びと洗濯機選びは本質的に同じ、だとか、恋愛上手の人の恋愛の仕掛け方は強姦と同じ、などと、この言葉だけをみるとギョッとするような表現が出てきたりするのだが、なるほどな、と思わされた。あー、感想書いてたらもう一回読み直したくなってきた。そしてこの本の中で軽く紹介されていた伏見憲明『ゲイという経験』も読んでみたい。面白い本って沢山あるなぁ。お金がいくらあっても足りない。最近では極力、amazonマーケットプレイス利用したり文庫化を待ったりしているけれど、それでも出費はかさみ、部屋のスペースがどんどん奪われていく。私の部屋が散らかってるのは、世の中に面白い本があるのがいけないんじゃん。私は悪くないじゃん。じゃあ仕方ない。あきらめて本の類いは実家に全て置いていくとするか。