大人な対応

かつて働いていた編プロの人々と飲み会。といっても未だにあの会社に残っている人は殆どいない。当然だが。あんなに働いてたら死んじゃうよ。私自身はこの会社にいた期間は、何ヶ月だったっけ。体がもたなくて予期せずリタイアしたので現在まで付き合いが続いている人は殆どいないのだが、結婚相手がここの人々と今でも仲良くしているので、それで飲み会に呼ばれたのであった。なので会う人みんな久しぶりで「そういえば救急車でいなくなって以来だよね」などと言われた。確かに救急車で病院に運ばれてそのままあの会社を辞めたので間違いはないのだが、こんなことを言われると『私とはいったいどのような人間なのだろう…』と一瞬考え込んでしまう。すぐに忘れるけど。
ありがちな質問として『お互いをどのように呼び合っているか』というのを聞かれて、こ、この私にそんな質問を…!とやや屈辱だったのだが、正直に「サトウさん(仮名)か、あるいはサトウ(仮名)で呼び捨て」と答えると笑われた。そんなに可笑しいですか? 可笑しくないよ、全然。当然ながら『自分だってサトウ(仮名)なのに』とは言われたのだが、心中で『魂は売っちゃいない』と答えたものの適当に受け流した。最近、やや大人な対応ができるようになってきました。