韓国料理、そしてハリポタ映画

巣鴨にある韓国料理屋・カヤグムに行ってきた。そこそこ美味しいんだろう、という程度の期待で行ったらだいぶ美味しかった。美味しい店に一緒に行くのが久しぶりに会った友人だったりするとなにがしかの会話に集中せざるをえないけれど、一緒に行くのが毎日顔を合わせてる人間だと、とりたてて話すことも何もないし、必然的に料理に非常に集中してしまうのであった。結果として、自分が今食べている物をどれくらい美味しく感じているか、これまでに食べた韓国料理と比べてどうか、韓国料理はいかに日本人の口に合うか、などということを延々と述べ続けることになる。考えてみるとバカな会話だな。料理と料理の間にそれなりに全然関係ない話もした筈なのだが、再び料理を一口含んだだけでそれまでの会話は前触れもなく、突如として終了、『これ、ほんとに美味しいね』とまたふりだしに戻る。これの繰り返し。ほんとにバカだなぁ。ちなみに食べたのは海鮮チヂミ、豚肉と野菜の炒め物、ユッケののったビビンパ、アワビのお粥。これねー、全部美味しかったんだけど、胃の弱い私にはお粥が非常にうれしかった。かねてから韓国のお粥を食べてみたいと思い続けてきたのはすべてチャングムを見てたからなんだけれど、念願かなって食べたお粥は本当に美味しかった。非常に体にやさしい味。おいしかったなぁ。このカヤグム、ランチタイムには千円程度で蔘鶏湯が食べられるらしく、その昔、麻布のグレイスで蔘鶏湯を食べたときは確か1人前六千円くらいしていた*1のを思い返すと恐ろしく安い。なので非常に食べてみたい。しかしながらこの店、ランチは平日のみの営業となっているのだ。無念。さすがに平日の昼には食べにこられないなぁ。そのうちまた無職になったら食べにいくとしよう。
帰りがけに、昨日楽しく読み終えたハリポタの第三巻の映画版をレンタル。ホラ、昨日の日記にも若い子に三作目以降が面白いといわれた理由が分かった、と書いたばかりだし、映像で見たらどんなんかなぁと気になって。そしたら映画版、超ダイジェスト版だった。なんだこれ。まあ、ペーパーバックにして460ページくらいあったので、この内容をすべて2時間程度の枠に収めることは不可能だろうから仕方がないのだが。原作を知らずに見たら、ひょっとしたら面白かったのかもしれないけれど、私はもう手遅れだ。先に読み終わっちゃったし、というか読まなかったら映画も見なかったし。映画で描かれているエピソードの間をつなぐ部分ももちろん知っているので、話がとびとびで全然意味分かんない、などと思ったりもしたが、間をつなぐエピソードを知らなかったら、ひょっとしたらそれはそれで面白かったのかもしれない。分かんないけど。映画版は、見なくてもいいかな、もう。

*1:今、ちょっと気になって料金を調べたら四千円程度になっていた。グレイスの蔘鶏湯。値下げかぁ? はたまた私の記憶違いか。六千円くらいしていたと思ったのだが。いずれにしてもそのときは人様にご馳走になったので、まあ料金のことはどうでもよいのだが。