昨日の日記

昨日の晩は数日ぶりに今日の分の日記を書いていないので、晴れて今日はちゃんと今日の分の日記が書ける訳ではあるが、実際のところ書くのは昨日の出来事である。やりたいことは多々あるのに週末はなんか忙しくて殆どこなせていない。今日は昼寝するのに忙しかった。お昼頃起床してお昼食べ、昼寝して起きたら19時半で晩ご飯。こんな生活じゃあ、今日の日記なんて書ける訳がない。ということで昨日の日記。
11月に結婚式を予定しており、私としては全く乗り気ではないのだが両親の希望で結婚式を執り行うことになっているのだけれど、お式のタイプは人前式。あー、書いてるだけで引いた。ほんとヤだな。キリスト教式はそもそも考慮しておらず、というのも私も相手もキリスト教徒ではないのに信じてもいない髪に対して結婚の誓いって意味分かんないだろう。だからだ。あとはだな、父親と腕くんで登場、祭壇直前に父親から夫にパスされるのが我慢ならん。なんだオレは、モノ扱いか。父親の管理下から夫の管理下にでも置かれるとでもいうのか。誠に業腹である。で、結婚相手はそもそもキリスト教式を望んでいた訳でもないのになぜか逆切れし、『アンタがお母さんと登場したらいいでしょう!? そしたらそのパスは私が受け止めてやるから』と。なんだかちょっと、書いていて夫のことが気の毒になってきたぞ。大変な人を妻にしてしまいましたね、と涙ぐみながら柱の影から夫のことを見守ってみたくなった。思ってみただけだけど。
で、夫の希望を聴いてみたら『強いていうならば神前式』ということなので当初はその方向で検討してみたのだが、ドレス以外に着物を着たりメイクやら髪型直したり、神殿の使用料とかかかったり、ということで神前式を選ぶとただでさえ高い結婚費用は数十万円上乗せになるのである。そんあお金があるのなら、今すぐ海外に高飛びしたい。もともと結婚式なんかやりたくないし、そんなことにお金をかけるのは誠に業腹である、ということで神前式も却下して、他に選択肢がないため致し方なく人前式を選んだという訳。
でもこれ、なんかへんな宣誓文よまなきゃならんのでしょう? 『私たち、これからガンバリマス!』とか言わにゃならんのでしょう? それも業腹大変不愉快。なんで頑張んないといけないのさ。そして昨日、式の打ち合わせで式場に行ったら、式で読み上げる宣誓文のサンプルをくれたのだが、底にこんなことが書いてあった。

幸せな家庭を築き、良き社会人となる様、努力することを誓います。

なんでたかだか結婚するだけで、そこまで重大な決意表明をせにゃならんのよ!? 『良き社会人』だとぉ? 私がろくでなしだと知った上での狼藉か。やだなぁ、結婚式。ほんとやだよ。この私が? ドレスを着て? 幸せいっぱい花嫁のフリをするのか? 一体何の茶番だこれは。あー、今から憂鬱だ。友人たちを一人も呼ばす親戚だけでやるのがせめてもの救いと言えよう。こんな姿、友達に見られたら、死んだ方がマシ…。
ところで結婚式の打ち合わせでもっとも憂鬱なのが会場に飾る花のことだな。新郎新婦のテーブルに飾る花だけで8万円弱だとさ。これでも相当手頃な値段の者だったのだが。高いものだと20万円くらいするらしい。その他に招待客のテーブルに飾る花が数万…。花にこんなお金をかけるのは、後にも先にもこれっきりであろう。みんなよく結婚式をやるよなぁ。こんなにお金を使うくらいなら、1年くらい海外放浪してた方がいいよ、絶対。勿論その時は私一人で出かけて夫は留守番だろうけど。ホラだって、夫は私と違ってろくでなしじゃないから、そんなことのために仕事やめたりしないだろうからさ。ろくでなしの方が人生が自由だ。ろくでなし人生万歳。