エルメバカにつける薬なし

今日の日記のタイトル、本当は『甘味中毒リハビリ中』になる予定であった。毎晩、夕食をとるとなぜかどうしても甘いものが食べたくなり、それを見越して帰宅途中は毎日、ケーキ屋に行くべきか否かで葛藤。今日なんか仕事中も甘いもののことが頭から離れずぼんやりし、おかげで危うく校正のえらい人に『お母さん』と呼びかけるところであった。甘いもんにやられてバカになったのだろう。
これは確実に中毒、手遅れになる前にどうにかせねば、とは言え急に甘いものを完全に断ったらそのうち反動で無茶な食べ方をしてしまいそうなのでそれは賢明とは言えないだろう。では、今日は帰りがけにケーキじゃなくてチョコレートを買って帰ろう！ チョコならば一口だもの、2〜3個食べたところでどうってこともないし。エヴァンに行こうか、それともアンリ・ルルーでCBSのキャラメルチョコにしようか。そんなことを考えながら伊勢丹に向かった帰り道、アンリ・ルルーのケースに並べられたチョコを見てもなぜか食指が動かない。そういやエルメにもチョコあったなぁ、と思ったのが破滅への道への第一歩だったのでした…。
エルメのコーナーについてすぐに目に入ったのがマカロン。マカロンもいいなぁ。クッキーの類いも一気に食べきらなくて済む分、いいかもしれない。そうだ、今日はチョコじゃなくてクッキーにしよう。スティック状のパルメザンクッキー、ゲット。ついでだからケーキも見ていこう、とケーキのケースに向かったらなんと！ モンブランがいるじゃあありませんか！
エルメのケーキを最後に食べたのはいつだったろう…。最近全然食べてなかったよね。*1そして視線をモンブランの上に落とすと、モンブランが私にそっと、
『わたしを食べて』
そう囁いたのでした。
ということでリハビリのために伊勢丹に赴いたものの、今日も結局エルメでケーキを購入。つまりは帰り道に伊勢丹に足を踏み入れてはいけないということなんだな、多分。エルメ・アディクト。英語にすりゃあいいっちゅうもんじゃないな。ただのエルメバカです、エルメバカ。エルメバカにつける薬なし。

*1:実際には恐らく先週の水曜日に食べたと思うので、さほど久しぶりではなかった。