エンジェル

フランソワ・オゾンの最新作を観てきた。レディースデイで1000円。この時ばかりは女に生まれてよかったと思う。感想を率直に言うと、オゾン作品では『エンジェル』よりは『まぼろし』とか『スイミング・プール』の方が好きなのだけれど、それでもやはり、シャーロット・ランプリングが素晴らしかったので、観てよかった。なんだろね、あの存在感。ちょっとしか出演していなかったにも関わらず。
話の筋に若干触れると、主人公のエンジェルは身近にいたら本当に鬱陶しく、同じクラスにいたら絶対嫌われるタイプだと思われる。劇中のランプリングの台詞を借りると『下品だし、不躾だし』。でもやはりそれなりに魅力はあったね。なんだか今週は芸術づいてるなぁ。私らしからず。バランスとるためにビールで飲んだくれてみた。ということで現在非常に上機嫌。ますます映画が観たくなってきたぞ。