巣鴨にて

思い立って巣鴨(というか正確には庚申塚)のファイト餃子へ。揚げてるとも焼いてるともつかない、その中間くらいの加熱方法の餃子が10こにライス、味噌汁、漬け物がついて750円だったかな。安い。そして美味しい、それなりに。帰りは地蔵通り商店街を通って巣鴨駅方面に向かったのだけれど、途中に凄い店多数。赤い下着が売り物の7〜8割を占める店とか。衣料品を扱う店では店頭(というか道端)に割烹着をだして売っていたのだけれど、ポップには手書きで『カーツボー着』と書かれていた。カーツボー着。そして別の品物には『ヂャケット』とも。なんだかよく分からんがさすが巣鴨
巣鴨駅からは電車に乗っても良かったのだが、なんとなく気分が乗ってきてそのままフレンチパウンドハウスまで歩いてケーキを。隣のテーブルに座っていた30代半ばとおぼしき女子が非常に怖い会話をしていて思わず聞き耳を立ててしまった。どうも二人とも独身だったのに片方が婚約したらしく、それが気に入らないんだか焦っちゃったんだかしらないがもう片方がかなりトゲのある物言いで婚約指輪の値段を聞いて『ホラ、やっぱり婚約指輪って給料の3ヵ月分が普通でしょ?』とか言ってんの。ゼクシィかなんかで見たのでは相場は大体30万円台だったと思ったが。ほんとにバカ正直に給料の3ヵ月分を費やす人は少ないのでは。案の定、言われた方も『そんなにはしてないけど…』と。怖い会話だよ。その後も結婚の予定のない方がなにか言ってたらしく、時折隣から『それどういう意味?』とか聞こえてくるのである。この人たち、本当に友達なんだろうか。
その後白山通りをぐんぐん進み、結局ラクーアまで行ってしまった。かなり歩いたなぁ。気分は『ちい散歩』。あ、地井武男はこんなに歩かないか。
ところでどうでもいい話だが今、うちのやつに『どんな風に変わっていっても構わないけど、エド・はるみみたいにはならないでね』と言われた。なんないよ、流石に。好きだけどさ、エド・はるみのことは。