2日目の日記

本日はツアーの一環として引き回された土産物屋でサリーが着られてよかった。むろん着てみただけで購入はしなかったが。お昼に本当のインドカレーを食べたが、ラッシーに100ルピーも請求されて業腹。なんかガイド氏が微妙である。あの100ルピー請求の裏には彼も一枚噛んでいた気配が。返り際もチップを要求するのではなく「チップを渡すのが当然のことであるいし、旅行会社からの書類もそう書いてあるはずだ」と言われてげんなり。そんなこと言わなくても既に私の右手には彼に渡すチップがにぎられていたと言うのに。
今日は街中でやたらと動物を見た。牛、野良犬に始まって、ラクダ、ブタ、ヤギ、サル、果てはもう何だかよく分からない動物まで見掛けた。自転車に二人のりする親子を見掛けたのだけど何か違和感があり、よくよく見たら荷台には子どもの代わりにサルが乗ってたりして。人間が街で暮らしているのと同じくらいに動物たちが自然に街に存在しているとは感じたけれど、そこまで自然に自転車乗らなくていいじゃん。なにごと? 一体。サルと自転車二人のりってさ。二人は友達か?
観光もそれなりにしたのだけれど、街をふらふら歩く方が楽しそうである。でもツアーだから「街をふらふら」などという勝手な行動が許されるはずもなく、すべて移動は車、買い物するにも街中の店ではなく決められた土産物屋に連れて行かれるのである。こういうのやだなー。いわゆる「お土産品」って興味ないんだよ。もっと適当な、変なものがほしい。役に立たなそうな、お土産にもらったら迷惑そうなものとか。ツアーで旅行するのはこれが初めてだけれど、案の定というか予想通りツアーに向かない性質を露呈。せっかくの旅行なのに人が決めたスケジュール通りに行動するのってつまんないね。まだ2日目にしてアレだが、次回はやはりツアーではなく完全一人旅を希望。