4日目の日記

昨日の日記をアップせずにいきなり4日目になったのは、単に昨日の分をアップし忘れただけで深い意味はない。携帯のメールでアップしてるから、ある時間を過ぎるとその日の分として日記に載せることができないからね。昨日は書いただけで満足してそのまま寝てしまった。アーユルヴェーダ気持ち良かったなぁ。
現在は出国審査もボディチェックも済んで、搭乗開始を待っている状態である。インドすごいなぁ。出国審査もボディチェックも終わったこの状況で、空港内にネコを見掛けるとは。昨今はテロ警戒のため空港の警備が厳しくなってる筈なのにネコは出入り自由か。テロリストがネコに自爆テロを強いてたらどうすんのかね。手術して腹ん中に爆弾仕込んだりしてさ。その場合テロルを実行したネコはそのテロリスト集団の中では英雄になったりするのかね。やっぱりネコはネコのままかね。ジョジョの犬のスタンドの事を思い出してしまった。ジョジョ読んだ事ないくせにね。
観光にはやや食傷気味である。世界遺産もこう建て続けに見るとサチュレーション。もうおなかいっぱいです。本日はデリーを中心に観光したのだが、デリー、アグラ、ジャイプールを比較するとアグラが良かった。タージ・マハルもいいが、アグラ城がなかなか良かったね。ここも世界遺産なんだけれど、城ん中サルのウンコまみれ、というと言い過ぎだが、かなりウンコが落ちていた。ごみ箱はことごとくサルに荒らされてたし。タージ・マハルを建てさせた王様(名前を失念)が後年、息子に幽閉されていた部屋がアグラ城内にあったんだけれど、めちゃくちゃ風通しのいい部屋というか、そもそもどこにも扉というか壁が存在せず、幽閉の目的が相手をとじ込めることとすると、どうやってとじ込めてたんだか意味不明である。だって現在ではサルが思いのままウンコしちゃうくらいオープンなんだよ? 幽閉に不向きであるのは一目瞭然である。尤も、当時は壁があったのかもしれないけどさ。
デリーではガンジーの墓参りに行ったのだけれど、この墓に修学旅行生だか何だかしらんが制服を着用したインドの中高生が山の様にいて、この人達がやたらと我々に向かって「ハローハロー」と声をかけ手を振ってくるのである。こちらも手を振り返すと「ワン・フォト・プリーズ!」と言ってくるので、よもや撮影料を請求してくるのではあるまいね? と若干警戒しつつ写真を取ってやると「サンキュー!」と叫んで去って言った。何がしたかったんだろうか。どちらかといえばこちらこそ「サンキュー」である。写真撮らせてもらったし。
ツアーの面倒臭いところは毎日確実に最後に土産物屋に連れて行かれるところなんだけれど、本日連れて行かれたのは紅茶屋だったので、連日土産購入を拒絶した挙げ句、他の参加者の買い物に加わって勝手に値切っていたためガイドにも店の人にもまったく相手にされないどころかやや迷惑がられていた私であるが、本日ばかりは購入。まあ安かったしねぇ。その後私以外のツアー参加者はリッチにJALで帰国だそうで、私よりも3時間ほど早い便*1だったので、ガイドさんが彼らを空港に送りに行っている間、適当な店の前で下ろされて「買い物
でもしてて」と言われたのだけれど、その一画はマクドナルドやらベネトンやらあって、インドの若者には大変人気があるらしいが私には大変不人気な場所であった。なにもインドでこれらの店にいかなくてもねぇ。東京でもあんまり縁のない店なのに。時間をもてあましつつ食料品のスーパーがあったので入店すると、さっきも紅茶を買ったのにうっかりまた購入してしまった。そして空港の免税店でも三度紅茶購入。買い過ぎだろう。自分が何をしたいのかよく分からん。
あー、疲れたなぁ。ツアー初参加ということで、旅先でこんなにも精力的に観光したのは初めての事である。普段以上にぼーっと過ごすのが旅先での常なのに。これから計12時間くらい飛行機に乗るかと思うと大変憂鬱。早く家に帰ってベッドに横になりたいなぁ。

*1:直航便なので明日朝には成田につくから、明日一日ゆっくり休んで翌日の仕事に供えられるらしい。お金があるって、すばらしい事ですね。貧乏人のオレなんかマレーシア経由の上に乗り継ぎで4時間くらい待つから成田に着くの明日の夜7時位だってのによぉ。そういやジャイプールでしつこい土産売りに「貧乏だから買えないよ」と言ったら、私を指さし「ビンボー?」自分を指さし「」ビンボー!」そのまま勢いづいて「トモダチビンボー!」と言われた。俺とお前は貧乏仲間だ、と言わんばかりの勢いで。