2月15日の日記

もしこの3月で仕事を辞めたら、また無職だなぁ、無職と無一文の繰り返しの生活からはいい加減卒業したいものだが、働くのが嫌いである以上致し方のないことである、とか考えていたらうちのやつに『自分では無職だと思っていても、一般的には主婦になったと思われるだろうね』と非常にイヤなことを言われた。なんだ、既婚女性が仕事を辞めたら自動的に主婦になったと見なされるのか、私にはもはや無職になることすら許されないのか、既婚男性が仕事を辞めたら即『主夫』とは見なされず『無職になった』と思われることの方が一般的であるだろうと予測されるのに対し、働いていない女性は全部主婦か。女性差別女性差別。オレも無職にならせろ。だって主婦ってことは家事労働全般を請け負うってことだろう? ヤだね、そんなの。家事労働請負人になるくらいなら無職で貯金切り崩す生活の方が望ましい。
とかなんとか考えながら、なんとなく4月のニューヨーク往復航空券の予約(海外に行ってしまえば主婦にならずに済む)をし、3月下旬から4月上旬にかけての単発の仕事を申し込んだりして着々と来月末で仕事を辞める準備をし、本日職場にて『仕事辞めちゃおうと思ってんだ〜、えへへ』とへらへら話してたらなんだか周囲の人々に真剣なまなざしで『辞めないで! せめて私が辞めるまでは一緒に働いて!』などと頼まれてしまい、昨今は『ただでさえ友達が少ないのに更に減少傾向。全部自分の無精が悪いんだけど』とやさぐれていたので『お、もしかしてオレ、必要とされてる!?』とかつてない人気っぷり(勘違いの可能性大)に落ち着きを失い、あんまり考えずに仕事の継続を了承。こんなに軽くライフコースを決定して良いのだろうか。まあいいか。