丸投げ万歳

アンダーラインの引かれた図書館の本、アンダーラインは最初の20ページくらいまでしかなかった。最初はバンバン線が引かれていたのだが。なんとなく線の引き方と引かれた箇所の内容から鑑みて「このアンダーラインはじきに引かれなくなるな」と予想はしていたのだが、こんなに早くなくなるとは思わなんだ。最初は一生懸命、やや興奮気味に読んでいたのだろうけれど途中で息切れしたか飽きちゃったんだろうなぁ。人の思考のあとをたどっているようで少々おもしろい。
今日は髪を切ってきた。もともとショートだったのだが半端にのびてきたのでちゃんと短くしようと思い、「襟足とサイドは短くして………、あとはおまかせします!」と投げ出したら笑われた。笑われたのでなんとか自分をフォローしようと思って「どうしたらいいかよくわかんないんですよね。だから適当にお願いします!」と更に墓穴を掘るはめに。大体髪を切りにいくといつも漠然と長さの指定だけをしてあとは美容師さんに丸投げなのであるが、こんなことでよいのであろうか、と自省して前回はわざわざ30代女子向け髪型のムックを購入してその中の一つを指して「こんな感じに」と指示してみたのであるけれど、出来上がりが全く別ものになってしまったのでガッカリしたのであった。こんなことならやっぱりあまり具体的イメージを持たずに丸投げしちゃえばガッカリせずにすむではないか。ということで現在わりと満足。髪の色も前回は「あまり茶色くしたくない」と言った筈が結局茶色っぽくなってしまったのに対し、今回はちゃんと暗い髪の色に赤紫がのったような感じになった。やっぱり髪の事はプロに任せた方がいいよ。素人が半端に口挟むのはよくないよ。よく分かっている人に任せるのがベストな選択だと思うので、結婚式の時もメイクの希望を聞かれて「おまかせします!」と言ったら笑われたのであった。おしゃれに感度の低い人間が適当なことをいうより絶対いいと思うのだが、メイクや髪型のことに関して人に丸投げする女子はあまりいないらしい。何故。『人生を丸投げする会』でも結成しようかな。