書くことがない

Shake Shack

次第にニューヨークに着いた当初の情熱が薄れてきた。つまり日記を書くのが面倒臭いということ。人に言わせると私は環境適応能力が異様に高いらしく、今回も3日目の朝には「慣れたな」と思った。1週間たった今では何ら特別に感じる事もなく、もうずっと以前から住んでいたような刺激のなさ、というか感受性が摩耗してるってことか? 毎日の出来事が「非日常」ではなくとっても「日常」。そうなるともう日本にいた時と同じで書くことがない。なのでとりあえず今日の出来事を列記してみる。
朝。洗濯にでかけ、帰ってきてからSkypeで日本と通話。そうこうしているうちにお昼になり、大家さんにカレーを振る舞われる。昼過ぎ、朝から降ってた雨がやんだので外出。今日もチーズケーキは不味かった。その後ワールド・トレード・センター跡地。あー、書くことあったじゃん。WTCの跡地行ってきたさ。ここであのテロが起きたのか、と感慨深かった。以上。うーん、なんか軽薄だ。実際は結構本当に感慨深かったんすけどね。本当に何にも無いの。以前はグラウンド・ゼロって呼ばれてたけれど、今は再開発が始まってワールド・トレード・センター・サイトと呼ばれているらしい。それまでそこに当たり前のように存在していた物が、ある日突然前触れもなく壊されるというのは恐怖だな。
その後カップケーキ。味は(以下略)。ユニオン・スクエアに戻って本屋。マディソン・スクエア・パークに移動してハンバーガー。これは旨かった。週末の大行列(70〜80メートルくらい)にも納得。また食べに行こう。
今日は黄色い本屋は自粛して大人しく帰宅。夕食はうどん。いい大家さんで本当に助かった。これで1日30ドルだもんなー。激安。もしまたニューヨークに来ることがあったらここにお世話になりたいものだ。
「書くことがない」という割にはそこそこ長くなったな。中身は薄いけど。