ユングフラウヨッホ

luce2008-06-04

強烈に眠いが本日も携帯より更新。あ、o-tsukaさんへ。携帯からメールで更新している関係でコメント欄に直接書き込めないのですが、善センは残念ながら写真がありません。ちょうど電車に乗ろうと思った時に発見したので時間がなかったのですよ。代わりに本日ユングフラウヨッホで発見した善意のエスキモー犬の写真うpします。
ユングフラウヨッホである。ここは本当にすごいところである。山の中をくりぬいて通したトンネルを電車が走っており、終着駅で降りるとそこからエレベータで山頂まで上がれるのである。その山頂っちゅうのが半端な高さじゃなくて3500メートル超。今日はあいにく天気が悪かったので軽く吹雪になっていた。こんな高い山ん中にエレベータを通そうと思ったスイス人の発想に脱帽。しかも完成は20世紀初頭。簡単に上がれたのに、電車を降りて歩くと軽く高山病である。心臓が痛くなった。先だってのマッターホルンとちがってここは韓国人観光客が多く、売店辛ラーメンが売られており、また韓国の人々も皆そろって食べてるんだわ、辛ラーメンを。私も食べたかったのであるけれど断念。だってさー、辛ラーメンなんか近所のスーパーで100円前後で買えるというのに、ここでは7フラン(約735円)もするんだぜ、屈辱。代わりにセルフサービスのインドレストラン「ボリウッド」でインドカレーを食べ放題。そしたらさー、カレー、26フランもしてんの。約2730円だぜ。辛ラーメンの方が断然安かった。
晴れるのをしばらく待ったがどうにもならんので下山。そのまま本日の宿のあるモントルーへ。途中で気付いたのであるけれどモントルーからローザンヌインテルシティで約20分の距離である。ローザンヌといえばバレエ・コンクールでありベジャールバレエ団である。行きたい! 生ボーリュ劇場が見たい! ということで行って来た。ベジャールバレエの人々は恐らくもう既に日本に経ってしまってローザンヌにはいないであろうが、それでも街の雰囲気が見られれば充分というものである。
ローザンヌは大層な都会で、いや、そんなでもないかもしらんが、これまで田舎街ばかり行ってたものでね。とにかく相対的に都会であった。ボーリュ劇場はというと、ちょうど先月のダ・ヴィンチ山岸涼子テレプシコーラ」で六花ちゃんがボーリュ劇場に辿りついたところであるけれど、私も到着した!と思ったそこは超大規模な駐車場で、肝心の劇場は、と探していたらいつのまにかオリンピックの本拠地に到着しており、しばらくさまよったが結局劇場らしきものの入り口を発見することはできなかった。一体何しにローザンヌまで行ったんだか。ちなみについでに歩いた旧市街はとてもよろしかったです。
モントルーからローザンヌにかけて電車はレマン湖沿いを走るのであるけれど、モントルーに戻る道中、唐突にうちのやつが「湖の対岸に見える街ってフランス?」と。そうだ。今まで考えてもみなかったけれど、レマン湖の向いはフランスなので、私はいまだかつてないほどフランスから近いところにいるのである。地図を確認するとローザンヌの向いは「Evian」だって。エビアン、こんなところにあったのか。エビアンエビアンが飲みたい。エビアン直に汲んで飲んでみたい。行ってみたいなぁ、エビアン。行ってみたい気持ちは山々であるが、明日はネスレの工場に行くので時間がなさそう。ネスレの本社はレマン湖の近所にある。普段あまり意識撓いが、スイスには世界的に有名な企業が結構あるね。明日は工場でチョコをたらふく食う予定です。