人のやる気を奪う都市

ウィークエンドマーケットがあるというのでバスと地下鉄を乗り継いで行ってみたのであるが、猛烈な暑さとどこまで行っても店が途切れない途方もなさと、仮に今なんか買っても邪魔なだけということで早々と退散。あれだけ物に溢れてると何を買ったらいいのか分からん。そして多分なにも欲しい物はなかった。日本に持って帰ったら持て余すだろうな、という物が多かった気がする。ということで涼を求めて大型のショッピングスポットへ移動。そしたらもうほんと驚いた。日本と変わらんくらいブランドショップに溢れてんの。都会だとは思っていたが、ここまでとは。
高級デパートでタイの人々の服装を観察した結果、私が昨日買ったダサい服を着てるのはカオサンの外国人旅行者くらいであることが判明。しかもただでさえ問題のある服着てんのに、バッグに入りきらない荷物をライフのビニール袋に入れて歩いてんだぜ。ダサさ100倍。いくらサングラスがmiu miuでも全然ダメ。寧ろサングラス偽物に見える。こんな私に相応しいショッピングスポットは、ウィークエンドマーケットくらいのものであったのに。全部この湿度と気温と腹具合が悪い。そう、昼頃から微妙な腹具合なのである。清潔で見た目も綺麗なトイレのあるこの高級デパートから離れるのは得策ではないのである。本当は観光しようと思ってたけど、暑いし日に焼けるし、もういっか!という気分である。よって服装に課題を抱えたまま4時間も居座ってしまった。もう何しにバンコクに来たんだか全然分かりません。
そして現在、どこにいるかというと夜行列車の中である。一人で初・アジアの電車なのに、それがいきなり夜行列車。こ、怖いよー。冗談じゃなくて本当に怖い。一等の二人部屋を占有しており、鍵もかかるので大丈夫だと思うけど、怖いもんは怖い。なんでこんな怖がりなのに、誰にも求められてないことに自ら挑戦してしまうのであろう。うう、胃が痛くなってきた。恐怖を覚えながら一夜をあかすくらいならば、いっそ誰か私のことを殺してくれ。宿も確保せず予備知識もなく、こんな行き当たりばったりの旅は初めてだよ。
明日はラオスに入国予定ですが、国境の越え方がよく分かってないのでたどり着けるか不明。これでもし消息を絶ったら、家人ですら私の現在地を知らんので探しようがない。絶体絶命じゃん。消息を絶たないように頑張ります。