ラオス満喫

無事ラオス入国できました。楽勝じゃん、ラオス。タイ側の国境近くの駅・ノーンカーイに着いたのが朝9時前で、ボーダーに行く乗合のトゥクトゥクに乗り込んだら他にも日本人が。聞けばもうラオスに7年も住んでいる方で、この人に付いてったら迷う余地すらなく国境を超えられた。
カンボジアでは国境の橋は歩いて渡ったのだが、ラオスへはバスで渡るのである。到着地点で入国手続をし、そこから先はバスかトゥクトゥクビエンチャンまで行くのがノーマルであるのだけれど、ノーンカーイで知り合った日本人の方が自分の車で送ってくれるというではないか。やった、バス代浮いた。普通だったらこんな初対面の男性の車に乗るなんて、まずやらないことなのだけれど、なんとなく、大丈夫かな、って。根拠ないけど。大丈夫じゃなかったらその時どうするか考えることにして、兎に角ビエンチャンに向かったわけだが、全然何の問題もなかった。それどころかビエンチャン日本食レストランを経営している日本人の方を紹介してくれて、その人のおかげで安くて綺麗なホテルをいくつか教えてもらうこともできた。しかもその内の1軒のホテルに行って、まだ時間が早いのでチェックインができないので一番やすい部屋の予約だけしておき、ちょっと観光してからホテルに戻ったら、なんと私用にVIPルームが用意されていたのである。聞けば安い部屋に空きが出ず、VIPルームしかなかったので、安い部屋の料金のままVIPルームに泊まらせてく
れるのだと言う。なんなんだ、このラッキー続きは。
で、観光はどこに行ったかというと、ワット・シェンクァン、ブッダ・パークである。バカな像がいっぱいあるところね。バスターミナルに行って、どのバスに乗るのか情報を求めてキョロキョロしていると、ラオス人男性が話しかけてきて、乗り場まで案内してくれ、親切な人だなぁと思ってたら実はトゥクトゥクのオヤジで、バスだと時間かかるし人多すぎで鮨詰め状態だがトゥクトゥクなら楽だぞ往復18ドル、というような事を言われた。や、金ないし、というとすぐに引き下がって、私の目的のバスが来るとすぐさま教えてくれた上に料金まで教えてくれて、やっぱり親切な人なのであった。
バスん中はおばちゃんだらけの上、英語を解する人がおらず、降りる場所が分からなくて難儀していたら、高校生くらいの男の子が現れて片言の英語で話しかけてくれ、その上まわりのおばちゃんに私の言ってる事を訳してくれたりして、困難のあとで相互理解に至り、妙な一体感が。無事ワット・シェンクァンで降りると、おばちゃんも私も大きく手を振って別れたりして。なんかこういうの、楽しいな。
肝心のワット・シェンクァンはというと、こんなもんか…、とガックリきた。思ってたよりも規模小さいし、そんなヘンでもなかった。期待が大きすぎるとよくないね。20分くらい見学して再びバスに乗り、ビエンチャンへ。
ビエンチャンに戻ったら、昨日から微妙な腹具合が本格的におかしくなってきて、尚且つこの旅で初めて経験するヒドい暑さでダウン。一旦ホテルに戻り、夕方まで休むことに。
6時近くなって日差しが和らぎ、ホテル近辺を散歩してたら寺発見。敷地内に入ってみたら日本語を解するお坊さんと日本人女子が話しており、なんとなく流れで参加。そこで知り合った女子とは夕食を一緒にすることにしたのだが、カンボジアで一緒だった個人旅行者と違って一人遊びが得意そうな感じで話が合い、おかげで非常に楽しく過ごすことができた。
というわけで現在、しこたまビールを飲んできて非常にいい気分である。あー眠い。支離滅裂になってきたぞ。ということでおやすみなさい。また明日。