胡乱なオッサンに行く手を阻まれる

本日最終日で、バンコクはろくに観光をしていないため、まだ暑くならない午前中のうちの王宮その他を観光しようと思っていたのだが、現在ネット屋に来ている。そして驚いたことに、昨日の日記に今回の旅行で一度、韓国人に間違われたことがあると書いたが、その私を韓国人と間違った韓国人の男子と再会した。たまたま隣の席に座ってたんだよ。会ったのはノーンカーイのバスターミナルで、今私がネットやってたら出し抜けに隣の男子が「ユー、メイビー、ノーンカーイ?」と。たまげたね。こんな再会があるものなのか。ノーンカーイで会ったときだって、一瞬声をかけられて、言葉が通じないと分かった途端にバイバイだったので、なんで彼がこちらに気づいたのかよく分からんが、多分驚異的記憶能力の持ち主なのであろう。びっくりした。
で、なんでネット屋に来ているかというと、王宮まで歩いていこうとしたらその辺にいたオヤジに「今日は午前中休みだよ」と言われ、なんだか他の観光スポットを勧められた挙句最終的には「トゥクトゥクなら30バーツだよ」と。斡旋屋かなんかか? いい人そうだったが面倒くさかったので「一端ホテルに戻るから」とその場を立ち去り、逆方向に歩いていったらまた同じことが。絶対おかしいだろ。しかもさっきのオヤジは王宮が開くのは正午だと言ってたのに、今度のオヤジは午後1時だと。とくに何も情報を求めていないのに声をかけてきて、親切そうにしてくるあたりがアヤシイ。ひょっとしたらいい人かも知らんけどさ、あんまり信用しないほうが無難だろ。
で、もう面倒くさくなった。観光イヤンなっちゃった。あ、あれ? なんかどっかで平井賢の曲がかかってるぞ。まあいいか。とにかくさ、行きたい方向に進もうとするとオッサン登場で行く手を阻まれて、もう面倒くさくなっちゃったんだよ。暑いし。まあ、バンコクならきっとまた来る機会もあるだろうしさ。もういいや。で、10バーツラーメンを食べてネット屋に来たというわけ。このあとは、どうしようかな。スーパーでトムヤムクン味のカップラーメンでも買おうかな。邪魔か。かさばるし。することないなぁ。チェックアウトの時間まで、あの窓の無いホテルの部屋でじっと体育座りってのも気が滅入るし。スタバで本でも読むか。
チェックアウトのあとは今晩のホテルに移動してチェックインしてしまう予定。明日の朝は6時の飛行機なのでホテルを3時半くらいには出ないと行かんから、今日は無理せずゆっくりするつもりである。なんか、上に書いた韓国人の男子に待たれている予感がする。どうも彼の持ち時間はちょっと前に終わったようなのに、なんかまだ席についてるんだよな。やだなぁ。偶然再会して楽しかったけれど、この後の行動を共にするつもりはないぞ。私は孤独を愛するのである。というか英語でずっと会話なんて疲れるからヤダ。あ、実は日本語が読めてて私の日記読まれてたらどうしよう。まあ、どうもしないが。しかしなんで席をたたないのであろう。面倒くさいなぁ。

[追記]
その後韓国人の男子に珈琲に誘われました。なんか断りにくくて結局OKしちゃったよ。まあ、これも何かの縁だから楽しむことにしよう。