会話の糸口を台無しにする

今日から新しい職場での仕事が始まった。年末までの、校正の仕事とは名ばかりの職場と違ってちゃんと校正の仕事である上、素読みで内容も面白いのでとてもステキなカンジである。
昼休みに歓迎会と称して皆さんとランチをした、その時の会話。年末年始をハワイで過ごした、という方がいて、本当は特に羨ましくもないのに社会人らしく「ハワイですか、いいですね」と調子を合わせ、しかし多くの人はオアフで過ごすというのにうっかり「ネイバーとか良さそうですよね」と言ってしまい、行かれたことあるんですか、と問われて、
「イエ」
今月末に旅行する予定があり、何日か休むと伝えてあったので、どちらにいかれるんですか? クォヴァディス? とは無論聞かれてないがとにかく行き先を尋ねられて、
ウズベキスタンです」
私のキャラをはかりかねつつも皆さん好意的に、なんでそこへ、などと聞いてくれる。しかしうまく答えられず、
「なんとなく…。どこでもよかったんですけどね(何故か軽く自嘲気味に)」
これではまるで私が人の好意(新しい職場に早く溶け込めるように、との配慮)を平気で踏みにじるような人間みたいではあるまいか。むしろこちらも早く馴染むよう、懸命にフレンドリーな態度をとったつもりだったのだが。一体何がいけなかったのか。調子を合わせていたつもりだったのにちゃんと浮いていた不思議よ。
帰りの電車内で風邪の症状を自覚。かなりだるいので37度台後半かと思いきや、どっこい38.3度であった。どっこいの使い方間違ってますか。まあいいや。とにかく高熱じゃん。昨年11月より平熱が37度前後なので熱に対して耐性がついたのであろうか。我ながら意味不明の身体能力。