チクショー、ボリやがったなあの女!

ウズベキスタン行きの飛行機、早速近くの席のおっさんに「愛してる」と言われ電話番号を手渡され、非常に先が思いやられる次第である。しかもへたな鉄砲、数打ちゃ当たる方式なのか、大変軽〜いノリで、なおかつしつこい。飛行機を降りて、例の如く私は荷物を預けてなかったためにヤツが荷物を待っている間にまけたからよかったが、最後の方はホテルまでついてくるきそうな勢いで危険であった。何がショックかって、絶対10は年上だと見えたおっさんが同い年だったことだ。なんだよ、この熟成されたおっさんっぷりは。ほんとに32かよ。
おっさんをまいて外に出て、守備よく送迎の人と合流。日本語ペラペラ美人ロシア人のお姉さんだー! 美人だとなんか嬉しいね。しかもタクシーの値切り方も教えてくれるっていうし。明日の朝は7時の電車で発つので早朝タクシーの予約をしないといけないんだけど、ホテルの受付だとマージンを取られるので、いま送迎してくれた人に、明朝の送迎を頼んでくれるという。いい人じゃん。
サマルカンドとブハラの駅からホテルまでのタクシー代の相場や、タシケントから空港までの相場も教えてくれた。空港まで高くても5000スムだって。300円くらいらしい。そっかー、安いねってアレ、明日手配してくれた送迎って15ドルって言わなかったか? めちゃくちゃ高いじゃん。あんたがぼってんじゃん。ナメんなよコラ、と活を入れようかと思ったが、長時間のフライトによる疲労のため追求できず。あー、私はダメな観光客になりさがった。やっぱり移動はダメ誰がなんと言おうと公共の交通機関に限る。タクシーなんか高いし密室で怖いじゃん。…しかしそう考えると明日朝だけはどうしてもタクシー乗らないとだめだから、安全のためを思えば日本の旅行会社が使っているドライバーに送迎頼んだのはよかったかも。なんかおかしなマネしたら即刻訴えるから、そしたら彼は仕事失うもんね。
じゃーもー15ドルぼられたのはもういいや。次なる問題は両替だよ。美人ロシアお姉さんに通訳してもらって50ドル両替したら75000スムになったのだが、あまりの冊束の厚さにビビってその場での枚数確認を怠ったら、しっかり2000スム足んなかった。だめだなー、やっぱり確認しないと。しかし最高額の紙幣が1000スムだから75000スムって言ったら75枚だよ。私がビビるのも当然というものだ。無論財布になんか入らないしさ。持参したジップロックが暫くは財布代わりだよ。
明日以降のことを考えると色々気が重いが、眠いので今日はもう寝ます。