ピンチ乗り切れず

仕事休んで海外旅行して、で疲れて翌日仕事休むって、ねえ。問題あるじゃんねぇ。だから去年インドに行った時はちゃんと翌日出社し、かわりに翌々日休んだ。あー意味ない。今度こそ、と思いつつも寝坊。とはいえ普段相当早い電車に乗っているので遅刻は免れたのだが、腹部のピンチを乗り切れなかった。あー、タイでPPになったときは1昼夜で治ったのに。何故だ。ウズベキスタンの方が菌に活力があるのだろうか。
結局途中で電車を降り、その足で病院に直行。医師には「海外旅行先の食べ物が合わず、胃痛がつらいのと、あと火曜日の夜からお腹を壊しました」と伝えると、彼の興味は胃袋よりも腸にあったらしく、胃痛の件は完全スルーでPPのことしか聞かれず。
「で、どこに行ったの?」
ウズベキスタンです」
「…ボランティアか何か?」*1
「ただの観光ですが」
「他に一緒に行った人たちは大丈夫だったの?」
「いえ、一人で行ったもので」
後方に控えてた看護師さんが「えぇ!」と声を上げてたね。医師と患者のコミュニケーションに邪魔にならないよう、それまでそこにいるのに気がつかないくらいプロに徹して気配を消していた彼女が。そういや成田で税関を通る時も、係官に渡航先を伝えたら一瞬言葉に詰まってたなぁ。そんなに珍しいか? ウズベキスタンの人々は「夏になると日本人が本当に沢山来る」って言っていたが。
ところでウズベキスタンでは、感覚的に油が胃痛の原因では、とあたりをつけていたので調べてみたら、一般に使われている油は綿花油で日本人はあまり消化酵素を持たないそうである。やはり油が原因だったか。綿花油は日本では食用ではないらしい。すごく楽しく旅行ができてすっかり好きになった国ではあるけれど、胃弱の人間は厳しいだろうね、旅行するの。

*1:メジャーな観光地でなく、かつ先進国じゃないからって即ボランティアって思考は、若干問題あると思う。