打ち解けてないのにリラックスする

なんかもういろいろ面倒くさくなって、すっかり日記から遠ざかってしまった。久しぶりに更新。といってもすぐ書き終わるけど。だって面倒くさいから。
ときどきふと思い起こして面白くなる事。それはうちのやつのニックネーム。以前、鳥かごから逃走し、保護された先で自身の名を『戸田チロタン』と言ったために飼い主の元に戻れた鳥についてのニュースを見て以来、しばらく『チロタン』と呼んでいたり、『佐藤*1ウザ男』*2とか、色々あるのだが、最近は『回想のブライズヘッド(上)』*3を読み終わってしばしボーッとしているときにふと思い立ち、
「ねぇ、セバスチアンって呼んでもいい?」
と聞いたらなんと!
「あぁ、いいよ」
と色よい返事が。いよいよばかになっちゃったんじゃないかと心配になったが、本人がよいと言っているので折りにふれてセバスチアンと呼んでいる。そしたら今度は唐突にブヒーッと屁をひられたので、半ば条件反射的に、あまり主体的な意志もなく無意識に「屁っぴりじじい」と呼んでいた。続けて『屁バスチアン』とも。この屁バスチアンが折りにふれて思い起こされて面白いのである。このニックネームを思いついた瞬間も、口にしながら爆笑してしまい、自分の思いつきでかくも本気で笑える私はとても自己完結的であり、もう誰もいなくても面白おかしく生きていけるんじゃ、すごいね、自給自足じゃん、などとも思ったのだが、やはりこれは『屁バスチアン』と呼ばれる対象が目の前にいたがゆえの可笑しみであるので、やっぱり、人は一人じゃ生きてゆけないのね、と結論づけたのである。しかし可笑しいなー、屁バスチアン。仕事中も思い出して一人でニヤニヤしたりして。実際近頃の私はおかしいのである。特に職場の人間関係に打ち解けているとも思えず、またその努力もしていないのに、仕事中にアメ玉を口に含んで片頬を膨らまし、無言で、やはり自己完結的にニコニコしながらその頬を隣の人に見せつけたりして。見せられた当事者は一瞬キョトンとしていたがすぐに察してくれて「ああ、アメね」と相手をしてくれたのだが、更に続けて私は気がつくと「おたふく風邪をやってないんですけど、おたふくみたいですか?」と口走っていた。どうかしているだろ。しかしその人、ほんとにいい人でね。まじめに「いや、おたふくは耳下腺炎だからもっとこの辺りが…」と実際の腫れ具合を教えてくれた。なのにまたしても「じゃあ妊婦と肥満の違いみたいなもんですかね」と言っていた。仕事中、頬を妊婦のように膨らます者、それが私である。おかしいなー。別に得になじんでないのに、なんでこんな寛いじゃってんだろ、仕事中に。

*1:サトウは仮名です。

*2:なんだったか忘れたが鬱陶しかったので。

*3:ちなみに下巻はルミネの本屋で5%オフで購入を目論むも在庫切れ、不承不承あらためて楽天ブックスで注文すると、こちらも在庫切れでキャンセル! 私に下巻を読ませない陰謀があるらしい、などと思ったりもしたものの、先週末六本木の青山ブックセンターで発見。ようやく購入できましたとさ。