散歩の達人が勝手に発生する家

今でている散達が喫茶店特集なので、レトロ喫茶部部員としてはこれを購入し予習せねば、時には自主練もやろうではないか、と思っていたのだが、なんとなく購入を後回しにしていた。そろそろ買っておかないと次の号が出てしまう、と家の近所の本屋2軒を見たが2軒とも品切れ。おー、もうなくなってるじゃんか。どうしよう。楽天ブックスか? 今なら購入金額に関わらず送料無料だものな、そしてまた目当ての号じゃなくて一つ古い号とか買ってしまうんだぜ、回想のブライズヘッド(上)の時のように、などと思いつつ帰宅。来週は注文してたソファとダイニングテーブルが届くから、今週のうちに家の中をきれいにしておこう、と掃除を始めたら出てきた。散達喫茶店特集号が。どういうこっちゃ!? あわててうちのやつに「なにこれ、あなたが勝ったの? いつ?」と問うと勝った覚えはないと言われた。私は一体いつこれを購入したのでしょうか。あやうく回想のブライズヘッド(上)のときのようにもう1冊購入するところであった。近所の本屋に在庫なくてセーフ。使えない本屋のおかげで救われた。ていうかほんとに誰が買ったのよ、散達。アタシじゃないわよ。勝手に発生したとしか思えん。ま、そうは言ってもどうせ私が買ったんでしょうけどよ。ええもう、どうせばかですよ。記憶力の衰えた三十代をみかけても、からかったり揶揄したりせず、そっとしておいてあげてください。