スラムドッグ$ミリオネア
面白かった。ストーリーにややムリがあるかな、と感じる部分もあったが、そんなことはどうでもよい、と思うくらいには面白かった。しかし最後があんな終わり方するとは思わなかったなぁ。まさか! と仰天し、思わず隣に座ってたうちのやつと顔を見合わせちゃったよ。さすがインド(が舞台の)映画。
タイトルからも当然ながらスラムが出てくるシーンがあるのだが、先だって読んだジョン・アーヴィング『サーカスの息子』*1で、アメリカ人がインドのスラムでロケをするためにスラムのセットを作ったところ、人々が集まって勝手に住みはじめ、あっという間に本物のスラムになったという下りがあって、この映画ではスラムのロケはどうやったのだろうか、と本筋と関係ないことが気になってしまった。
映画は本当に面白かったのだけれど、『面白い』という感想以外だと、やはり本筋とは関係ないが『インドは怖い国だ…』と思った。物乞いに盲目の人がわりといるのは人為的に失明させてるからとか、知識としては知っていたけれど映像で失明させるシーンを見るとやっぱり怖いね。軽々しい気持ちで旅行したら大変な目に遭いそうな予感。インド行きたい行きたい、去年も行ったけど今年も行きたい等と軽々しく口にしていた私は愚かだ。世間知らずのあまちゃんだね。そして帰宅するとたまたま注文していた流水りんこ『インドな日々』
- 作者: 流水りんこ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/12
- メディア: コミック
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